【気温35℃】最高にうまいビールが飲みたいので、高尾山の「ビアガーデン」まで歩いて行ったらヤバイことになった 2ページ目(1ページ目はコチラ



「高尾山ビアマウント」の料金は去年と変わらず。前払い制の2時間食べ飲み放題で大人1名5000円(税込)となっている。クレジットカード等も利用できるぞ。入口で支払いを終えたら……


約1年ぶりに場内へ!


シーズンとはいえ、ド平日なのでさすがにガラガラ……いや、そんなことよりビールだ! 食べ飲み放題のシステム? 去年の記事を読んでくれ!!


カウンターでジョッキを受け取り……


展望スペースまで移動して……


はあ、はあ……


……ッ!!!


結果……


– 完 –



・目的達成

五臓六腑に染み渡るどころの話ではない。逆にこっちが液状化してビール内に溶けるかと思ったぞ。リフトを使った去年とは、ビールのうまさの切実度がまったくもって違う。


この猛暑の中、標高488mまでわざわざ歩いてきた甲斐があったというものだ。もう何も思い残すことはない……。ところで、いったん冷静になってふと気づいたことがある。


ここ暑っっっつ!!!


ということで冷房が効きまくりの屋内席に移動した……のだが、やはり平日でも中は混雑している。おまけに予約で座れない席が多い。少し休んだら、また外の席に戻るのがいいだろう。


料理を取って……


ようやく一息。


ちなみにこの日、私は史上最強の汗対策インナー、ミレー「ドライナミックメッシュ」の上に、さらに速乾吸収タイプのインナーを着て、その上からオーバーサイズのTシャツを着ていたのだが……


改めて自分をよく見たら、信じられないくらい汗をかいている。Tシャツも、もはや濡れていない部分の方が少ないではないか。コインランドリーで乾燥を待ちきれなかった人みたいになってるぞ。

・水の如し

なるほど、どうりでさっきからビールが水みたいに感じられるわけだ。

私は別にビール党ではないのだが、スマホのメモによると、滞在中に黒ラベル3杯、一番搾り2杯、スーパードライ1杯、ハートランド1杯、計7杯を飲み干していた。植物に水をやるように、ただひたすらビールを摂取していたのである。


料理もいろいろ食べたが……




一番おいしく感じられたのが、から揚げでも麻婆豆腐でもラーメンでもなく、サラダだったあたり、やはり特殊なコンディションだったのかもしれない。いやぁ、うまかったな。あのサラダ。

・至高の体験

冒頭でも書いたように、この記事の目的は最高にうまいビールを飲むことにある。そして結果的に、その目的は完璧に果たされた。あれは最高にうまいビールどころか、最高にうまい水分だったような気もする。

穂波ゆれる麦の海、それは大地が編んだ生命の詩。まさに命。命の水としてのビールが、私を体の心を隅々まで満たしたのであった。


ただ、結論を述べると、夏の「高尾山ビアマウント」へはリフトで行った方が間違いなく快適でいい。で、飲んだらケーブルカーに乗って速やかに帰る。これ以外の正解は存在しないのではないか。

なぜならリフトで登っても歩いて登っても、夏に飲むビールは大体MAXうまいのだから──。

・結論:リフトで行け

どうしても徒歩で登りたい場合、ビアガーデンは2025年10月26日まで開催しているので、9月か10月に行くのがいいだろう。登山が趣味の方ならば話は別だが、私のような運動不足のアラフォーは、文明の利器を頼るのがあらゆる意味で正解のようである。

参考リンク:高尾山ビアマウント
執筆:あひるねこ
Photo:RocketNews24.

▼酒気帯びなので帰りはケーブルカーで。

▼ガチでカラスが来るので要注意。


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