歩いているだけで汗がじんわりと出てくるこの季節。それだけでは飽き足らず、アホみたいな湿度で畳みかけてくるのは何のつもりなのか(怒)。だがしかし、真夏に飲むビールは激ウマだ。こんなウマい酒を飲めるだけでも、夏には価値があるというものである。

そんな夏の風物詩といえばビアガーデンとビアホール。個人的には、屋内で飲めるビアホールの方が好みだ。さて、東京・六本木にあるしゃぶしゃぶの名店「豚組 しゃぶ庵」のビアホールに先日行ってきたのだが、これがマジで最高だったのでお伝えしたい! すべての酒好きは要チェックだぞ!!

・六本木のビアホール

東京メトロ・六本木駅と乃木坂駅の中間くらいに位置する「豚組 しゃぶ庵」。近くには東京ミッドタウンがあるというザ・六本木なロケーションだ。派手にアウェイなのは言うまでもないが、こちらで6月からスタートしたというビアホールの噂を聞きつけ、捨て身で突撃をかますことに。

中に入ると、大広間のスペースがビアホールになっている。今回私(あひるねこ)が注文したのは、税込5480円の『とことんビアホールプラン』だ。ややお高め? では先にプラン内容を書いてしまおう。「豚しゃぶ&しゃぶギョプサル食べ放題・飲み放題」で基本は時間無制限(このプランだと最大3時間半)。あれ、安くね?

・世界のビールが飲み放題

広間中央に用意された飲み物を自分で取りに行くスタイルなのだが、そこには予想を超える光景が広がっていた。まず目に入ったのが、冷えた大量の瓶ビール! 『バドワイザー』『タイガービール』『バス ペールエール』などなど、世界のビールが取り放題なのだ。なんという天国……。

国内にも目を向けると、なんと『サッポロエビス』がサーバーから飲み放題! 『エビス』とかマジかよ!! そしてサワー系は、レモンとグレープフルーツ、オレンジが置いてあって絞り放題ときた。絞り放題とか未知のワードすぎるぞ。おお神よ、この地が極楽浄土だというのか。決めた、アタイここに住む!

・豚しゃぶも食べ放題

この時点でもう満足してしまいそうだが、この店の名前を忘れたか。「豚組 しゃぶ庵」。そう、豚しゃぶも食べ放題なのだから食べまくらなければ! このコースでは前半に豚しゃぶ、後半に『しゃぶギョプサル』という豚しゃぶ版サムギョプサルを楽しむことができる。運ばれてくる肉のなんと美しいことよ。

・しゃぶギョプサルとは?

豚しゃぶもウマいが、やはり気になるのは『しゃぶギョプサル』。しゃぶしゃぶした豚バラ肉を、たっぷりの野菜とタレで巻いていただく。もちろん野菜も食べ放題で、タレは胡麻、チリビーンズ、パクチーなど8種類も用意されているぞ。こいつでお肉を巻き巻きしていくのだ。

初めての『しゃぶギョプサル』は、ヘルシーながらも豚肉の旨みをしっかりと楽しむことができる逸品。無限に食べられる系のヤツだな。よって、お酒が止まらない。ビールがもう止まらない! しゃぶ、ビール、しゃぶ、ビール……シャブビール。響き的にも、なんだか禁断症状が出そうな感じがするではないか。

・残さず食べるとお得に

残さずに食べ・飲み終わると割引をしてくれるため、最終的に税込5300円で収まった。ビアガーデンやビアホールは料金が高めに設定されているものなので、この内容でこの値段ならコスパ的にも優秀と言えるだろう。やはり飲み放題の満足度は高し。

それにしても、夏に飲むビールはどうしてこんなにウマいのか。まあ冬でもウマいのだけど、せっかく夏なのだから夏らしい場所で飲みたいものだ。今年の夏は、ビアホールで世界のビールを飲みまくるのもいいかもしれないぞ!

・今回ご紹介した飲食店の詳細データ

店名 豚組 しゃぶ庵
住所 東京都港区六本木7-5-11 2F
時間 11:30~14:00、18:00~22:30(月~金)、17:00~22:00(土日祝)
休日 無休

参考リンク:豚組 しゃぶ庵
Report:あひるねこ
Photo:RocketNews24.

▼充実の飲み放題

▼かき氷からサングリアまで

▼シンガポールのタイガービール! 嬉しいぜ

▼サワー類はフルーツ絞り放題

▼豚しゃぶも食べ放題だ

▼『しゃぶギョプサル』用の野菜、こちらも食べ放題

▼タレも豊富

▼『しゃぶ麺』でシメ

日本、〒106-0032 東京都港区六本木7丁目5−11