最近、移動中やカフェなどで仕事をすることが増えたので、ノートPCに「のぞき見防止フィルム」とやらを取り付けることにした。Amazonで探してみると3000円くらいで売っていることが判明。私が選んだのは……

900件近いレビューが集まっていて評価が4.2の「SenseAGE MacBook Pro 13.3インチ プライバシーフィルム(3290円)」。サクラチェッカー曰く「サクラ度0%の安全な商品」とのこと。果たしてどれくらいの効果があるのか、実際に使ってみたので報告したい。

・プライバシーフィルムを買ってみた

チャットやメールをチェックするくらいなら問題ないかもしれないが、記事を執筆したり変態写真を編集したりといった作業は他人に絶対見られたくない。

とはいえ、隣の人のパソコン画面は見たくなくても目に入ってしまうもの。興味がなくても無意識的にチラッと見てしまうことだってあるだろう。となると、公共の場で堂々とパソコン作業をする方にも問題がある気がしてならない


もちろん考え方は人それぞれだが「自分のためにも相手のためにも隠せばいい」という結論に達した私は、先述のプライバシーフィルムを購入。


箱は捨ててしまった。中に入っていたのはフィルム本体とケースで、てっきり持ち運びするタイプなのかと思いカフェにケースごと持ってきてしまった。


・マグネット式

どうやらフィルムはマグネット式らしく、画面に吸い付くようにピタッと貼り付けられるもよう。WEBカメラ部分だけくり抜いた形となっている。


サイズ的に最初は「MacBook Air」のためにくり抜かれているのかと思ったが、いまいちフィットせず、上下にひっくり返して「なるほどカメラのためか……」と気づいたことも一応記述しておきたい。これから使う方のために。


取り付けと取り外しがワンタッチでできるし、付けたままパソコンを閉じる際のスリープ機能も使用できる。それならケースいらなくね? とは思いつつも、職場等で画面を誰かに見せる時にフィルムをサッと取り外せた方が便利だろう。


・隣からはほぼ真っ暗

フィルムを付けてみると正面からの視認性は確保しつつ、60度の視野角、つまりカフェで隣の席に座っている方からは画面はほぼ真っ暗。めっちゃガン見しても「ロケットニュースを見ているっぽい……」くらいの効果がちゃんとある。


・両面使える

ちなみに両面利用可能。ブルーライトや紫外線をカットするマット面と、クリアなグロッシー面の使い分けができるようだ。

写真では分かりにくいがけっこう違いがある。とはいえ、グロッシー面も「付けているのを忘れる」ほどの効果はない。結果、私は長時間使用するのでとりあえずマット面で使用することにした。


・高コスパ

今回面倒だったのは、自分のPCサイズを確認することくらい。確認は簡単(Macの場合はメニューバー左上のAppleロゴをクリックし「このMacについて」から確認可能)だが、いちいち確認するのが面倒だったりしますよね。

そんなことを言いつつも、結果的には満足。過信は良くないが最低限の対策はできるだろう。費用対効果は高いと思うので、興味があればチェックしてみてほしい。



参考リンク:Amazon「SenseAGE MacBook Pro 13.3インチ プライバシーフィルム」
執筆:砂子間正貫
Photo:RocketNews24.

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