「こんなに簡単に買えていいのか……!」1月1日午後12時、筆者はパソコンの前で驚きのあまり震えていた。

──なんの話かって言うと、カメラのキタムラの福袋だ。ヨドバシカメラの抽選に破れて失意の底にいた筆者の耳に入ってきた、「カメラのキタムラの福袋もアツいらしい」という情報。

それならば激戦になるに違いないと販売開始までカウントダウンし、特設ページのオープンと同時に狙っていた商品を購入した。サーバーが落ちることもなく、売り切れることもなく、あっけなくゲットできた。

そして数日後、届いた商品を見て筆者は思った。「コレ、来年もキタムラをリピるわ!」その理由はもちろん……

・カメラのキタムラ インスタントカメラ福袋(税込5000円)の中身

・フジフイルム インスタントカメラ instax mini 8+ 「チェキ」ハニー
・フジフイルム インスタントカラーフィルム instax mini 10枚入 2パック

なかなかシンプルな内容。今回ゲットしたinstax mini 8+は2015年に登場したものだが、2019年に新色としてセサミが追加されている人気シリーズである、


実を言うと、筆者が落選したヨドバシカメラ インスタントカメラの夢(税込5000円)、中身は同様にinstax mini 8+だった……っぽい。福袋なので中身が異なる可能性はあるが、SNSで投稿している方の情報によると入っていたのは本体+フィルム10枚+フォトアルバム+布マスク。そして本体カラーは選べなかったように見て取れた。

対してキタムラのインスタントカメラ福袋では、カラーも含めて商品を選択することができた。冷静に考えて、カラーを選べるのはかなりの強みなのではないだろうか。

そして重要なのが、フィルム20枚付きであること。


……強い! 強いぞキタムラ!! あまり大きい声では言えないが、ぶっちゃけアルバムやマスクがオマケでついているよりもフィルムの枚数が多い方が有難いと感じるのは筆者だけだろうか?


・フィルム写真っていいね

せっかく手に入れたので、このチェキを使って記念撮影をしてみようではないか。


まずは電池とフィルムをセットする。フィルムは四角いプラスチックケースの中にセットされたものをはめるだけなので、難しい手順は何も必要ない。


自撮りで撮影する場合は、接写用レンズ(白い部品)を取り付ける。2020年に登場したinstax mini11では、この接写用レンズが本体に内蔵されているのだそうだ。

レンズ下には、自撮り用の小さな鏡が取り付けられている。


4つのモードの中から「室内モード」を選択してシャッターを押すと、ジーッという音と共にフィルムが1枚排出される。


うっすらと像が浮かび上がってきた。


出来上がった写真はこんな感じ! フィルム独特の雰囲気がエモくて良い~~!


・来年からはキタムラ待機します!

チェキって本体定価が8000円ほどと、役割の割に高価なのだ。「あったらいいな!」と思っても、優先順位が低いためいつまでたっても購入する機会に恵まれないアイテムのひとつであった。きっと福袋がなければこの先もずっと買わずに過ごしていたことだろう。

最近はスマホでなんでも撮影できる時代だが、フィルムにはフィルムの良さがある。

フィルター加工一切ナシ、ただその瞬間をフィルムに焼き付ける機能だけを持つカメラ、チェキ。その場所、時間を、空気もろとも切り出したような1枚が撮れるような気がする。


これからいろんな場所へ持って行こう! 早くも筆者の気持ちは旅に出てしまったようだ。

こんな出会いを提供してくれたカメラのキタムラに感謝! 来年家電の福袋に迷う人がいたら、絶対に勧めさせてもらいます!!

参考リンク:カメラのキタムラネットショップ
執筆:高木はるか
Photo:RocketNews24.

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