大阪王将の福袋といえば、福袋界でも屈指の冷凍庫デストロイヤーである。冷凍庫を使用不能にしてしまうほどの圧倒的物量は脅威であり、下手したら家族にブチギレられかねない。過去に何度も購入している私は、毎年ビクビクしながら開封している。
そこで、今回は比較的スモールサイズっぽいものを買ってみたところ、思わぬ発見があった。「来年もこういう買い方でいこう」と思っているので、以下でシェアしたい。
・2025のメイン福袋は3種
大阪王将の福袋は、実は色々なところで売られている。大阪王将の公式通販はもちろん、Amazon、楽天市場など。
種類も様々なのだが、その中でも2025年福袋商戦のメインとも言えるのは「お年玉福袋 2025梅(5000円)」「お年玉福袋 2025 竹(7000円)」「お年玉福袋 2025 松(1万円)」の3種類だろう。
なお、これらは抽選で50人1人が全額現金でキャッシュバックされる。売り方がチートであると以前の福袋記事でも書いたが、今年もチート仕様は継続中。
つまり、購入する人の脳裏には全額キャッシュバックがチラつくので、どうしても1番高い「松(1万円)」を選びたくなる。
しかし、今回は我慢。全額キャッシュバックの夢を見て高い福袋を買っても、98%の確率で抽選に外れる。冷凍庫がパンパンになり、他に何も入れられない状態になるだけ……という未来が見えたので、3種の中でもっとも安い「梅」を購入してみることに。
ちなみに、私は大阪王将の公式通販サイトで購入したが、同じ福袋は大阪王将の楽天市場店でも買える(2024年12月20日時点)。
一方、Amazonにも大阪王将のストアがあるものの、同じ福袋は取り扱いがない。その代わりというわけではないが、Amazonは現時点で「訳あり福袋(3980円)」が販売されているので、上の3種よりもっと安く済ませたい人にはこちらがピッタリだろう。
・思わぬ発見
さて、3種にうちでもっとも安い福袋を選んだことで、冷凍庫がパンパンにならずに済んだ……だけではない。
もっとも大きいのは、「これだったら冷凍庫の容量は大丈夫だろ」という心理的余裕が生まれたことで、他の商品を同時に購入できたことかと思う。
というのも、福袋を選んでいるときに気になるものがあったのだ。視界にチラチラ入るこれ……。
ガイヤーン!?
大阪王将なのにタイ料理を堂々と販売するとは……!! と思いながら買ってみたら、これがマジで美味かった。
湯煎またはレンチンで食べるのだが、開けたときに広がる香辛料の香りからして最高。1袋1580円とお値段がそこそこなので何度もリピできないものの、だからこそ逆に特別感があった。
というか、福袋の中身よりもガイヤーンの方が今の時期に合っている気がする。クリスマスシーズンといえば、やっぱり鶏を食べる人が多いから。
逆に、福袋の中身にはクリスマスっぽさも正月っぽさも皆無。ただ、味は間違いない。特に、大阪王将の冷凍のチャーハンは何度食っても「美味いな〜」と思う。
ちなみに、大阪王将の冷凍チャーハンの味を知ってからというもの、妻も私も家でチャーハンを作らなくなった。
そのチャーハンが大量に入っているだけでもありがたい。
他にも色々あるので、中身を全て書き出しておこう。
【お年玉福袋 2025梅の中身】
・こだわり餃子12個タレ付き(292g)
・直火炒めチャーハン(230g)
・ガーリック炒めチャーハン(210g)
・カレーチャーハン(230g)
・豚カルビチャーハン(210g)
・エビ塩チャーハン(210g)
・大粒肉焼売8個(240g)
・中華丼の具(180g × 2)
・天津飯の具食(250g × 2)
・ぷるもち水餃子(272g)
……私はこれにガイヤーンを追加購入したわけだが、もちろんお高めの「お年玉福袋 2025 竹(7000円)」「お年玉福袋 2025 松(1万円)」あたりを攻めるのもいい。「梅(5000円)」よりも、「竹(7000円)」や「松(1万円)」の方がお得度は高いようだから。
ただ、その場合は冷凍庫のスペースをしっかり確保して上で注文することを強くオススメする。特に1人暮らしの人は冷蔵庫(冷凍庫)がそこまで大きくないだろうから、十分に注意していただきたい。
参考リンク:大阪王将公式通販、楽天市場、Amazon
執筆:和才雄一郎
Photo:RocketNews24.
ScreenShot:大阪王将公式通販
▼福袋の中で、見てもっともテンションが上がったのはやはりチャーハン。何度も食べてるのに、そう思わせるのがすごい
▼天津飯も間違いない
▼これも美味い