カルディは小難しそうな料理を簡単に作れる「素」を作る天才かもしれない。
どれもクオリティが高く、この前も「ミルクセーキの素」に驚かされた。
さて、今回カルパト(カルディパトロール)で見つけたのは「大根餅の素」である。絶妙なラインを突いてくる。しかも水だけで作れるらしい!
・大根餅おいしいよね
中華とか飲茶で出てくると嬉しいけど、自分で作ることはない大根餅。なんで大根があんなにモチモチになるのか。
ぶっちゃけ、作り方もよく分からない。ただ、なんとなく「面倒そう」というイメージはある。
その大根餅が水を入れるだけで作れるというのが、この「大根餅の素」である。「ねるねるねるね」かよ……。
・作っていく
「カルディの素あるある」に「作り方がざっくりしすぎている」という点があるのだが「大根餅の素」もまさにそのパターン。
①大根餅の素に水150mlを入れて練ったら15分置く。(しばらく寝かせると粉が水分を吸って扱いやすくなります)
②お好みの形、大きさに成形しフライパンで焼いてお召し上がりください。
説明はそれだけである。
とりあえず水を入れて練るのだが……
最初はヘラで混ぜようとしたが、手で捏ねないと混ざらなかった。
生地はベチャッとしていて、めちゃくちゃ手にくっつく。生地をまとめるスキッパーがあると便利。
それから15分置いてから、成形である。簡単に「成形」っていうけど、どうやって?
「水分を吸って扱いやすくなる」と書いてあったものの、生地は緩くてまとめにくかった。
とりあえずパッケージみたいな短冊形にしようと思ってラップで巻いて形を作ったあと、スキッパーで切ったのだが……。
油をひいたフライパンに載せようとしたら、形がめちゃくちゃ崩れた!
しかたないので、丸めて焼いたが……一体どれくらいの時間焼いたら出来上がりなのかよく分からない。
店で食べる大根餅はネチャっとしてることが多い。しかし生地の水分多めだから、焼き時間が短いとベチャベチャになりそうだな。
カルディの「素」はこんな感じで個人の裁量に委ねられることが多いのだ。
・出来上がった大根餅は…
さて、焼き上がった大根餅の味をいざ試食。両面しっかりきつね色に焼いたおかげで、ちゃんと火が通っていた。
「大根餅の素」自体に味がしっかり付いているので、タレなどは不要。
モチモチしていてすごく美味しいんだけど……これが大根餅かと言われるとやや微妙な気もする。
モチモチ好きなので個人的には嫌いじゃないけど「これは大根餅だよ!」とは大きな声で言えないというか。
ニラ餅とか、芋餅に近いような味がするというか。モチモチした美味しい食べ物が簡単にできる……という感じ。
材料は少ないんで、モチモチ好きにはおすすめです!
【忖度ゼロ評価】
珍しい度 ★★★☆☆
買い指数 ★★★☆☆