シャトレーゼの一部店舗で先行発売され、メチャメチャ話題となっていたアイスがついに全国で販売開始となった。そのアイスとは「バウムクーヘン & バニラ」。シャトレーゼらしさ全開の “新菓子系アイス” ということで、うちの近所の店舗でも売れまくっている。

どうやらバニラアイスの上にシャトレーゼの定番商品「バウムクーヘンすこやかの樹」をのせたものらしい。なんでもバウムクーヘンに「ラム酒風味のシロップ」を染み込ませたのがポイントなのだとか。最高に美味しそうなので実際に食べてみた。

・バウムクーヘン & バニラ

シャトレーゼ発の新スイーツ「バウムクーヘン & バニラ」は1個259円、4個入り972円。ちょっと贅沢感を味わいたい時に食べる “ご褒美スイーツ” の部類に入るだろう。店内POPでも「至極の新スイーツアイス」と自信満々の宣言。シャトレーゼの本気を感じる。


フタを開けてみると……




・これほどイメージ通りの商品も珍しい

名前のまんま、パッケージのまんま、バニラアイスの上にバウムクーヘンである。見た目のインパクトはなかなか。なんというか新しくもあり、懐かしくもある。アイスクリームのフタを開けてバウムクーヘンが登場する時代がついにやってきたということだ。

カチカチに冷えたバウムクーヘンはスプーンが入らないので、少し待ってから食べると良い。ほんの数分 “バウムクーヘン待ち” をしよう。けっこう分厚いので焦らずに食べるべし。

いざ食べてみると、しっとりしたバウムクーヘンとシャリシャリ感のあるバニラアイスが完璧に調和。一体感MAXの状態が最高である。濃厚なバニラの甘さとラム酒の香りがたまらなくウマい。なめらかな口溶けとコク深い味わいが高級感を演出している。

ってか、もともと「バウムクーヘンすこやかの樹」といえば、ドイツの伝統的な製法に基づいて作られていて、しっとりした食感と口溶けの良さが特徴。そんなもんバニラアイスと合わないわけがなかろう。



・無茶をしないこと

もしかしたら、単品で購入してアイスとバウムクーヘンを合体させて食べてもいいのでは……と思っている方もいるかもしれない。いや、同商品はバウムクーヘンがパッケージにきちんと収まっているし、最初は固かったアイスもバウムもだんだん食べやすくなる。

この一体感・調和を楽しむなら、1個259円の「バウムクーヘン & バニラ」を買うべきだ。ちなみに「バウムクーヘンすこやかの樹」は1個140円。ラム酒に漬けてバニラアイスと一緒に食べることを考えたら間違いなく安い。

無茶はせずに、このまま食べるのが1番。マジで激ウマなので気になった方はシャトレーゼへ。先に述べたように、全国で販売中だ!


参考リンク:シャトレーゼ「バウムクーヘン & バニラ」
執筆:砂子間正貫
Photo:RocketNews24.
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