いよいよ今年も残すところあと数日。皆さんの生活にも、様々な “今年最後” 系コンテンツのラッシュが続いていることだろう。

毎月恒例な満月のニュースもそのうちの1つ。2023年12月27日の午前9時33分に、今年最後の満月の瞬間がやってくる。

・コールドムーン

しかし満月の瞬間である午前9時半ごろは、お月見に適した時間帯とは言い難い。したがって、見ごろとなるのは26日の深夜から27日の未明にかけて。

注目のネイティブアメリカンによる12月の満月の呼称は「コールドムーン」だ。呼称の理由は、寒さが本格的になるシーズンの到来を示す満月だから。

ちなみに今日の都内は年末とは思えないほど暖かく、昼過ぎには上着を脱いで長袖シャツ1枚で歩いている人も見かけた。首都圏の寒さが厳しくなるのは、もう少し先になるのかもしれない。

あまりコールドではない地域にお住まいの方は、別の呼称を採用するのもいいだろう。北米最古の暦系メディア The Old Farmer’s Almanacによると、モホーク族にはLong Night Moonという呼び方があるらしい。

これは1年間で最も夜が長くなるシーズンであることが理由。これならそんなにコールドではない暖冬でも通用するはずだ。

日本語だと夜長月……おっと、これは陰暦9月を意味する長月の、略される前の名称という説がある “夜長月” と重複してしまう。日本の伝統をとるか、ネイティブアメリカンの伝統に鞍替えするか、選択の時だ。

さて、国立天文台によると、東京での月の出は15時35分。23時19分に南中し、27日の7時5分に沈むもよう。そもそも日本からでは、満月になる瞬間を見ることはできなかったらしい。



・天気

最後に気になるのが今夜の天気。気象庁によると、今日は北海道から岩手までを除くほぼ全ての太平洋側が晴れるようだ。絶好のお月見ナイトになるエリアは多そう。


逆に、残念ながら日本海側の多くのエリアでは雪か雨か曇りの場所が目立っている。さすがに雪と雨では困難だと思うが、曇りであれば、まだ雲の切れ間から満月を見られる可能性がある。

予報では曇りとなっている地域の皆さんも諦めず、とりあえず外に出て、見えないか試してみるといいだろう。

ということで、いよいよ今年最後の満月の夜。日中は暖かくとも、さすがに夜には冷えるはずだ。暖かくしてコールドムーンを観測してみてはいかがだろう。

参考リンク:国立天文台気象庁The Old Farmer’s Almanac
執筆&写真:江川資具
Screenshot:気象庁