本日2021年6月24日から25日未明にかけては6月の満月が夜空を彩る。みんな大好きな、ネイティブアメリカンによる呼称はストロベリームーン! 〇〇ムーン業界でもトップクラスに人気のヤツだ。しかも2021年最後のスーパームーンらしい。

しかし日本は梅雨まっさかり。晴れ間など、もうしばらく見ていない気がする。はたして今夜はスーパーなストロベリームーンを見ることができるのか? さっそく天気予報をチェックしてみたところ……

・これは……

国立天文台によると、満月になるのは25日の午前3時40分ごろ。つまり、満月をエンジョイできるのは24日の夜から25日の未明まで。そして気象庁による24日と25日の天気予報(6月24日12時発表)は……


24日については、ほぼ全国的に曇りと出ている。晴れているところも、次第に曇っていくらしい。25日には曇りのち晴れというところもあるが、満月ウォッチング的には24日に晴れて欲しい。それに対してこの予報。


絶望しかねぇ


まあ、満月だし? 雲の隙間からワンチャン見えたりすることもあるだろう。朧月夜的なものも、それはそれでイイではないか。あまりに雲が厚すぎたらそれすらも叶わないかもしれないが、そこはまさに天のみぞ知ること。


・イチゴの収穫期

もし見えた時のために、貴重なストロベリームーンをより楽しめるよう、名前の由来も記しておこう。「The Old Farmer’s Almanac」によると、ネイティブアメリカンたちにとって、6月の満月はイチゴを収穫するシーズンの目安になっていたそうだ。

そしてNASAによると、今夜のストロベリームーンは、今年最後のスーパームーンでもあるらしい。一般的に満月がスーパームーンと呼ばれるのは、月が地球に一定以上に近づいた場合。

アメリカでは、NASA もHPにて「typically used to describe a full Moon that comes within at least 90% of perigee(一般的には近地点の90%以内に達した満月を指す)」と記述しているが、日本では国立天文台が特にこれといった基準を示していないし、スーパームーンという呼称を使っていない

ということでNASA基準の話だが、今年は4回あるスーパームーンのうち、今夜から明日にかけてのものが最後だそうだ。最後とか聞くとなおのことお月見といきたいところ。しかし全ては天気次第。晴れてくれないかなぁ。

参考リンク:国立天文台[1][2]、気象庁NASAThe Old Farmer’s Almanac
執筆:江川資具
Photo:RocketNews24.
SchreenShot:気象庁

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