ずっと「吹き抜けの玄関」に憧れていた。家に入ったら……天井がない! 見上げたら吹き抜け! なんという開放感でしょうか……!! そして天窓があって、あかりを取り込んで……。


歴史古き “家自慢テレビ番組” である『渡辺篤史の建もの探訪』ファンの私(←小学生時代から観ている)にとって、「吹き抜けの玄関」は是が非でも実現したい夢でもあった。


それが今。ついに、ついに……現実に!


・ビフォー

まずは改造前をご覧いただこう。「ただいま〜」と家に帰ったら……


当然ながら天井がある。まあ、これはこれで良いんだけども、閉塞感があるとも言える。


ここが「吹き抜け」になっていたらどうなるか……と想像し始めたら止まらない。夢の吹き抜け。やるならこの古民家で!


やるべきことは単純明快。玄関部分の天井をブチ抜くだけ……である。


逆を言えば、真下が玄関にあたる2階部分の床を全て剥がすだけ……でもある。



だが、「だけ」とは言えど……


これがけっこう大変だった。


2階の床は予想以上にガッチリと固定されていたし、


床の下、つまり玄関の天井部分にあたる部分のベニヤを剥がすのにも一苦労。


また、吹き抜けの穴に落ちたら危ないので、落下防止用の柵も作ったり……


のべ2日間にわたる作業の末──



ようやく……


・アフター

なんということでしょう!


吹き抜けました!


この開放感!


今すぐ渡辺篤史さんをこの家に呼んで、思う存分、探訪してもらいたい!


そしてナマの「天窓ですね〜」を聞いてみたい!!


ということで吹き抜け工事は大成功に終わったのだが、柵の強度が少し不安なので、今後の作業では別の落下防止策を設置したいと思っている。



いずれにしても、幼少時代から憧れていた「吹き抜けの玄関」という夢は叶ってしまった。


そしてこの原稿を書きながら、次なる夢を描いてしまった。


この100万円の古民家の大工事が終わったら、『渡辺篤史の建もの探訪』に応募しようと。


あの渡辺篤史さんに、ロケット荘の内部を探訪してもらおうと──。


【つづく】


▼100万円の古民家


参考リンク:テレビ朝日『渡辺篤史の建もの探訪』
執筆:GO羽鳥
Photo:RocketNews24

▼ショート動画版「ドキュメント吹き抜け」前編

▼ショート動画版「ドキュメント吹き抜け」後編