僕の大学(インドネシアのブラウィジャヤ大学)は別にそこまで大きくて広い大学じゃないけど、端から端まで歩くのは結構キツイ。だからといってバイクを出すのもめんどくさい。

そう思っていたところ、いつの間にか「Beam」という電動スクーターの貸出サービスが展開されていた。電動スクーターって何気に初めてなんだよね〜。というわけで今回はそれを紹介していく。

「Beam」とは、だれもが気軽に電動スクーターなどをレンタル利用できるサービスで、今はアジアを中心に展開している。


・紫のスクーター

さてさて、僕の大学では今月からサービスが開始された。正直言って結構遅れてるが、まぁいいや。

この紫色の塊が目印。紫色の看板に紫色のスクーターがズラリ。看板には使い方ガイドとアプリへのQRコードがある。まずはこれを一通り読んで、登録を進める。


といってもやり方は簡単。専用のアプリを開いて登録を済ませ、スクーター本体にあるQRコードを読み込めばすぐに使えるシステム。


ちなみに本体は凄く小さい。僕のバイクより小さい。雰囲気が子供のおもちゃ


本体にあるQRコードを読み込むとスクーターの情報と価格が表示され、「ライドを開始」ボタンを押すとスクーターのロックが解錠されて乗れるようになる。

ロック解錠に約16円、そして毎分約6円が加算される。


ライドを開始すると、タイマーとバッテリー、そしてスクーター本体の操作ができる。初心者用に「乗り方を学ぼう」という機能がある。マップを見ての通り、大学の外には行けないようになってる。


さて、ロック解錠されたのだし、早速乗ってみることに


当たり前だけど、スクーターは普通のバイクより軽い。バイクみたいに速度は調整できず、スロットルをどう回しても止まるか走るかしかない。

速度はあんまりなく、多分10km/h程度しか出ない。正直これで飛ばせるのかと思った、残念。でも大学内を疲れずに回る分には十分すぎる。


一回降りて離れたい時はアプリにある「タップしてライドを一時停止」ボタンを押すとスクーターがロックされる。


これで安心して駐車できる。でも一時停止したからって時計は止まるわけでもなく……止まっていてもずっと毎分加算される。これは少し痛い。


んで、乗り終わったらスクーターを最寄りのパーキングスポットまで持って行って、「ライドを終了」ボタンを押す。


そんで、駐車したスクーターの全体写真を撮れば


完了! 僕の場合は自分のカードを設定したので、自動的に口座から引き落とされる。12分半ほど使って96円ぐらいかかった。ちなみに96円もあれば僕の(旧)バイクで1週間走れる。


・まとめ

大学を回るのに便利! ……だが、既に自分のバイクがあったらそれ使ったほうが良いんじゃね? と思う自分がいる。僕は自分のバイクを持っているので、正直それ使ったほうが早いし、めんどくさくないし、何より大学の外でも走れる。まぁこれはバイクを持っていない人向けなのかもね。

ただ、やはりなんだか楽しい。大学をゆっくり見て回れるし、皆でレンタルしたら一緒に大学内をライディングできるから楽しいのかもね。実際数人かそれに乗ってワイワイ走り回ってるのをよく見かけるし。

そういうわけだ、日本だと大阪、新潟、沖縄でキックボードが展開されているみたいだぞ。

というわけで、Sampai Jumpa Lagi!

参考リンク:Beam公式サイト、Instagram @ridebeam.japan
執筆:アキル
Photo:RocketNews24
ScreenShot:Beams