台湾で最近じわじわ話題になっている焼肉屋がある。お店の名前は「肉執事 Meat Butler」。聞くところによると、店内を焼肉列車が走っているらしい。いわゆる回転寿司の焼肉版だと思うのだが、レーン上をお肉を乗せた皿がグルグル回っているわけではないという。

とにかく百聞は一見に如かずってことで、肉執事に行ってみることにした。最寄駅の松山駅から歩いて1〜2分。おそらく空いているであろう16時過ぎにお店に到着……おおお、ここが話題の焼肉屋か〜〜!

・肉執事

カフェのような可愛らしい雰囲気の肉執事。オープンしたのは2023年の5月だそうだ。入店すると、まずは店員さんが色々説明してくれる……中国語で。おそらくまだガイドブックには載っていないので、いきなり外国人が来るとは思わなかったのだろう。

もちろん日本語も通じない。しかし場の流れ的に「注文方法」のことを言っているのだなと思い、スマホカメラでQRコードを読み込むとメニューが表示された。スタッフも安心したのだろう。笑顔で自分の持ち場に戻って行った。

他にも「水はセルフ」とか「引き出しの中に箸やおしぼりが入っている」ってことも教えてくれたのかもしれない。そうそう言い忘れていたが、私が案内された1人用座席は、一蘭の「味集中カウンター」のように仕切り壁があるスタイルなのだ。

定番メニューの「比類のない鶏と豚のデュオ(NT$279)」と「コーラ(NT$40)」を注文することにした。合計1500円ってところか。比類ない鶏と豚のデュオを頼んで1500円なら安いだろう。



・焼肉列車

さあ、注目はここからである。席の前には回転寿司のようなレーンがあるのは先に述べたとおり。レーン上を走るのは……


焼肉を運ぶ焼肉列車である!



この焼肉列車の素晴らしいところはデザインが可愛いだけではなく、肉が届くとピカピカ光って扉が開くところ。もちろん衛生面も素晴らしい。モバイルオーダーなので子供や高齢者が注文しにくい問題もあるが、1人焼肉を気軽に楽しむ見事なスタイルと言えるだろう。



そしてとうとうカプセル君は私のテーブルにも無事に焼肉定食を運んできてくれた。トレイごと受け取ったら……


引き出しから箸を取り出していただきます。




・近所にあれば通う

食べてみると、もちろんウマい。いや、感動するほど美味しくは無いけれど、お肉もキムチもスープもセットってことを考えたら十分安いと思う。職場の近くにあったら普通に通いたい。ご飯がややかため。肉と一緒にバクっと食べるのが正解だろう。

ただ台湾には安くてウマい店が星の数ほどあるので、どちらかと言うと定番以外を求めている方にオススメ。または1人旅の方も楽だろうこういうお店は。目の前を通過していく焼肉列車を眺めながら、ひたすら食べ続ける。ボリュームも十分だ。

ちなみに松山駅といえば、美食が集う「饒河夜市」もおすすめ。ローカルな雰囲気を楽しみながら食べ歩きをしつつ、シメの焼肉に「肉執事」ってのが正解かも。エアコンの効いた店内で冷えたドリンクも飲めるので。肉執事、これからもっと注目を浴びそうです!


・今回ご紹介した飲食店の詳細データ

名称 肉執事 Meat Butler
住所 台北市松山區市民大道六段135號1樓
時間 11:00〜22:00
休日 無休

執筆:砂子間正貫
Photo:RocketNews24.
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▼こんな感じでした!

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