今から約1年前。セブンイレブンで話題を呼んだ『最高に面倒で、最高にうまいラーメン。』の第1弾が販売された。その後、第2弾で北海道の人気味噌ラーメン店「すみれ」をフューチャリングしたものに続いて、去る7月25日に第3弾が販売されていた。

その第3弾は『京都 極濁鶏白湯』というもの。「極濁」という単語が意味している通り、同シリーズでは初の「ドロドロ系スープ」の商品だ。果たして、どんな味なのか? 実食した結果「もっと最高にうまいラーメン」を追求すべく、セブンイレブンで販売されている食材で検証した、個人的に最高な食べ方をお伝えしようと思う。

・『最高に面倒で、最高にうまいラーメン。』の定義

まずいきなりだが、あなたはセブンイレブン限定で販売されている『最高に面倒で、最高にうまいラーメン。』シリーズを一つでも食べたことがあるだろうか? もし食べていたとしたら、本当に「最高で面倒」だったのか? そして「最高にうまいラーメン」なのか? と疑問に思ったことはないだろうか?

少なくとも第2弾の「すみれ」を食べた時に、私はその疑問を感じた。現にもう一つの「札幌濃厚みそ」と食べ比べをした時に、そちらに軍配を挙げたくらいだ。


そして今回、第3弾の『京都 極濁鶏白湯』についても、食べる前に同じ疑問が頭をよぎった。ともあれ実食してみないと、その疑問も解消されない。ということで、さっそく購入。


値段は税込で429円。相変わらずの強気な価格設定だ。さっそく調理すべく、自宅に持ち帰る。


今回は「旨みを凝縮したドロドロスープ」がテーマ。麺は前回の「中太縮れ麺」から「中太ストレート麺」に変更されている。


量は1食当たり152g。カロリーは534kcalと、第2弾の「すみれ」の699kcalに比べると、だいぶ抑えられている。



・調理開始

まずフタを開けると、スープや調味料が全部で4つ入っていた。


中身は「極濁旨みだし」「鶏だしスープ」「香味オイル」「薬味唐辛子」の4種。いずれも2度目の給湯後に入れるらしい。


麺は「熱湯2度かけ専用」に作られている。


さっそく1度目の熱湯を入れて……


フタの上に2種類のスープを乗せて、待つこと5分。


湯切りをして……


2度目の熱湯を入れる。


それぞれの調味料を入れて……


完成!


具なしの麺とスープだけで勝負する姿勢に感銘を受けるが、実際の味はどうなのか? ジャッジの時だ。

うーむ。


これはどうだろう。まず気になったのは、麺が柔らかすぎないか? ということだ。「熱湯2度かけ専用」の麺ということで書いてある通りの作り方で間違いなかったと思うが、何となくベチャベチャしている感がある。


しかし、スープは個人的にかなり好みの味だ。フタに「まるで鶏のポタージュ」と書いてあるが、まさにポタージュ単品でも商品化できるくらいのクオリティ。


となると、やはり問題は麺。これがクリアできないと「最高にうまい」を名乗っていることに、どうしても違和感を感じてしまう。とりあえず、スープの旨さを堪能しながら完食した。



・どうしたら最高にうまくなれるのか?

「最高にうまい」に個人的にはイマイチ納得がいかないことがあり、その問題は麺にあるということもわかっている。ということで、どうしたら最高に美味い麺に辿り着けるのか? を検証することにした。

まずは、1回目の熱湯を入れてからの待ち時間。もしかしたら5分という時間が、このラーメンには長いのかもしれない。なぜかというと、熱湯2度かけということもあり、実際は2回合わせて合計で5分以上経つことによって、麺が伸びてしまっている可能性がある。


そこでタイマーをセットして1回目の熱湯を入れて3分してから、30秒ずつ麺の加減を見て、適切な時間を計測することにした。


そして3分が経過。


ここから麺の加減を見ていく。


うーん、3分ではまだ麺の粉っぽさが抜けない。3分30秒でもイマイチだった。4分が少し硬めだが、ちょうどいい感じだった。2度目の熱湯かけの時間を考えたら、これくらいがいいだろう。


そしてスープを入れて、再び完成。そして食べてみると……

おっ、いけるぞ!


作り方通りの5分の待ち時間より、こちらの方が麺にコシがあって、間違いなく美味い。ここはスープを残して一気に麺だけ平らげる。


・麺自体を変えてみる

さらに同じセブンイレブンで売られている、プライベートブランドの生麺3種を用意した。


「細麺」「中太麺」「極太麺」で、値段はそれぞれ税込で84円だ。これを茹でて、どの麺が1番合うかを試してみる。


まずは「細麺」から食べてみる。


おっ、これもいい! 細麺なのでスープがよく絡んでちょうどいいバランスだ。そして何より食べやすい。


次に「中太麺」を食してみる。


まぁ、先ほどの細麺と感触的にはあまり変わらない。ただ細麺の方がスープがよく絡んでいるし、オリジナルも中太麺だが、生麺になると少し粉っぽさが残る気がした。


最後に「極太麺」を試してみる。


うーん、これは無いかも? この麺だと、スープより麺のコシや風味が勝ってしまっている。特に生麺になると相性が良くないようだ。

というわけで今回の『最高に面倒で、最高にうまいラーメン。 京都 極濁鶏白湯』が最高に美味くなるために、相性のいい麺の個人的な順位は以下の通りだった。


1位 1回目の熱湯かけ後の待ち時間4分にしたオリジナル麺
2位 細麺
3位 中太麺
4位 極太麺


検証は以上だ。あくまで個人的な感想なので、実際に『最高に面倒で、最高にうまいラーメン。 京都 極濁鶏白湯』を普通に作って、本当に「最高にうまい」という人もいるだろう。なので、あくまで参考程度にとどめてもらい、自分で食べてみて判断していただきたいと思う。

参考リンク:セブンイレブン 
執筆:耕平 
Photo:RocketNews24.
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