2015年12月、日本のグルメ界に震撼が走った……なぜなら、あのミシュランガイドが世界で初めてラーメン店に星を付けたからだ。星が付いたそのラーメン店の名前は、Japanese Soba Noodles 蔦(つた)。東京都は巣鴨の名店である。
そして2017年1月11日、今度はついに同店の味を再現したカップ麺が全国のセブンイレブン各店から発売された。そこで今回は店の行列にも並んだ筆者がそのカップ麺の味を確かめてみたい。
・「セブンプレミアム 蔦 醤油Soba」税込278円
セブンイレブンの情報によると、そのカップ麺の名前は「セブンプレミアム 蔦 醤油Soba」で価格は税込278円となっている。麺やスープのほか、具材にもこだわりながら「蔦」の味を再現しているとのこと。これは期待せずにはいられない。
・黒トリュフのフレーバーを使用したオイル
フタを開けると、乾燥かやく、真空パックのメンマ、液体スープ、特製油の4つの小袋が確認できる。中でも注目すべきは「特製油」だ。これには蔦の象徴でもある “黒トリュフ” のフレーバーを使用したオイルが入っているらしい。店で感じたトリュフの芳醇な香りが、どこまで表現できているのかが楽しみだ。
乾燥かやくをカップに入れ、熱湯を注いで待つこと5分。スープ、オイル、メンマを加えれば……あのミシュラン一つ星のラーメン店、Japanese Soba Noodles 蔦 のカップ麺が完成である!
・アサリやトリュフの香りが漂う
出来上がったラーメンからはアサリをはじめとするダシや、丸みを帯びたトリュフの香りが漂う。筆者個人の感想としてはアサリの香りが強めでトリュフはやや控えめといった印象だ。
まずはじめにスープを味わうと……ウマい! 動物系のコクと魚介系のダシの旨味が味覚に染み込むと同時に、アサリとトリュフの芳醇な香りが鼻の奥でフワッと広がる。店よりもダシの風味とタレの甘みが強いような気もするが、これはこれで良しだ。
・全体的に生っぽく高級感のある仕上がり
続いては麺。舌触りが滑らかでツルツルと喉越しも良く食べやすい。チャーシューやメンマなどの具も含め、正直どれもカップ麺の域を超えているとは言えないが、全体的に生っぽく高級感のある仕上がりが楽しめた。
総合してみると店のラーメンとは大きく異なってはいるものの、蔦の特徴である “香り高いスープ” を気軽に味わうにはちょうど良い商品といえるだろう。興味のある方はぜひ、最寄りのセブンイレブンをチェックしてみてはいかがだろうか。
参考リンク:セブンイレブン「セブンプレミアム 蔦 醤油Soba」
Report:K.ナガハシ
Photo:Rocketnews24.
▼「セブンプレミアム 蔦 醤油Soba」税込278円
▼黒トリュフ香るオイル付き
▼中身は小袋が4つ
▼熱湯を注いで……
▼5分待つ
▼スープやオイルを加えて……
▼完成!
▼ダシとトリュフの香り漂うスープ
▼麺も生っぽい仕上がり
▼しっとりとした食感のメンマ
▼チャーシューも高級感アリだ
▼ちなみに店のラーメン(2015年12月時点)がコチラ