突然だが、『おウチdeお肉』という肉の無人販売店をご存知だろうか? 北海道から九州まで店舗があるので、見たことがある人は結構多いように思う。

なお、私は最近初めて見た。その第一印象は「外観めっちゃ目立つな」程度だったのだが、実際に利用した今はこう思っている。「マジで最高」だと。

ただし、『おウチdeお肉』は先に述べたように無人販売店だけに、よくあるコンビニやスーパーとは全然違う。初めて利用すると良くも悪くもビビることだってあるかも。

というわけで、本記事では私が『おウチdeお肉』を利用してビビったことTOP3を紹介しよう。


第3位:会計スタイル

店舗によって多少差があるようだが、私が利用したお店では買ったものを自分で入力するスタイル。たとえば、牛タンを1つ買ったら「牛タン1つ」と入れる。つまるところ自己申告制である。


監視カメラがあるとはいえ、これは結構大胆な会計方法な気がしたのだがどうだろう? せめてバーコードを読み取るスタイルにしたら……と思ったが、よくよく考えるとリスク的にはそれほど変わらないのかな?

なお、支払い方法は現金以外にクレジットカード、PayPayが利用できた。


第2位:ハンバーグめっちゃ美味い

基本的に買ったお肉はどれも美味しかったのだが、特に印象に残ったのがハンバーグだ。牛100%で、1つ400円。価格だけを見たら決して安くはないが、そのへんの冷凍ハンバーグとは比べ物にならない。


ひとくち食べて頭の中に浮かんだ言葉は “めっちゃ牛” だった。


第1位:店がピンクすぎ

実は1位は2つあり、品揃えが豊富なことと、店内がピンクすぎること。ユッケや馬刺しまで揃っていることにもビビらされたが、同時にピンクすぎる店内にもビビった。


あまりにもピンクなので、当初はお肉屋さんと思えなかったほど。そして正直に言うと、味にもそれほど期待していなかった。スーパーで買う冷凍食品と変わらないのでは? と思っていたら……味の面でも品揃えの面でも盛大に裏切られた次第。


これらを考えると、肉好きにとって『おウチdeお肉』はコンビニより便利な店かもしれない。今後は店舗がもっと増えてもまったく不思議ではないが、ネックは価格だろうか。

例を挙げると、牛タンスライス(100g)が1000円、和牛肩ロース(100g)が1100円、馬レバー刺し(50g)が1900円、鹿児島産黒毛和牛ユッケ(40g)が1200円、和牛すじ煮込み(200g)が800円……という感じ。

まぁ味を考えたら妥当かなという気がする一方で、もうちょっと安いと嬉しいな〜と思ったりもする。難しいところだ。



というわけで、『おウチdeお肉』を初めて利用してビビったことTOP3を紹介したが、実は私は同店の肉を全て食べたわけではない。店の肉を全制覇したとき、新たな発見があったらまた記事で報告しよう。では!

参考リンク:おウチdeお肉
執筆:和才雄一郎
Photo:RocketNews24.
[ この記事の英語版はこちら / Read in English ]

▼ハンバーグは1つ120gで、牛肉はカナダ産とオーストラリア産

▼味は “めっちゃ牛” だった。ソースは別途用意したもの

▼上村牛ユッケ(40g)は800円。これもめちゃくちゃ美味かった

▼卵は別途用意しよう

▼和牛すじ煮込み(200g)はお酒に合いまくる

▼桜ユッケまである。これで800円。タレはレジ前に用意されていたぞ

▼牛タンスライス(100g)は1000円

▼解凍してから焼くとこんな感じ

▼基本的にどれも冷凍のお肉なので、保冷バッグを持っていくと便利かも

▼マジで最高だったが、もう少し安ければ天国か

[ この記事の英語版はこちら / Read in English ]