庵野秀明さんが監督をつとめる『シン・仮面ライダー』が2023年3月18日、ついに封を切った。庵野 “監督” としては『シン・ゴジラ』以来7年ぶり、そして仮面ライダー生誕50周年企画作品とあっていずれのファンにとっても待ちに待った公開である。
もちろん記者も期待を胸に、初日に見に行った。作品は最高で言うことなし。心の中の拍手が鳴りやまない。ありがとう、全ての仮面ライダー。
……とまあ、素晴らしい映画自体には言うことなしであるが、劇場にてひとつツッコミ不可避な事件が勃発。あまりの衝撃に、気が付けば記者はそのヤバいブツに手を伸ばしていた。
・サイクロン号ドリンクホルダーにびっくり
『仮面ライダー』が仮面ライダーであるために、欠かせないものは何だろうか。まあ色いろあるが、中でもオートバイは大事だろう(近年のライダー作品ではそうでもないけれど)。
『シン・仮面ライダー』でも、ライダーが乗るサイクロンが大活躍している。カッコ良かった。故に、当然ながらグッズ化され販売されている。
劇場売店にはポスターも設置され、それはそれは気合を入れて売り出されているのが「サイクロン号ドリンクホルダー」だ。説明するまでもないが、売店で購入したドリンクを設置できるアイテムである。
ホルダーはサイクロンの前半分というのだろうか、座席から手前部分を切り取ったような形。丸みを帯びたフォルムがレトロで可愛らしい。
この形であれば飲みものを飲み終えた後も、なにかしらを穴部分に設置するなどして置物として活躍するに違いない。これは買わねばと、大きさなど詳細を確認したところで気が付く。
……5500円???
見間違いかと2~3度確認するものの、そんなことはない。このドリンクホルダーはなんと、税込5500円もするらしい。本気か!? 本気で!? 本気だ!!!! Show Time~♪である。
なんという強気な値段設定だろうか。かつて販売された、凝りに凝った「初号機腕型ドリンクホルダー」でも3500円だったのに、だ。
「そこまで出して買えないよ」と思いつつも、気が付けば手に取っていたのは冒頭に書いた通り。ソワソワした気持ちでソレを抱えながら映画を見終え、帰宅。じっくりホルダーを眺めてみるとしよう。
・一生の思い出になる
表記によるとこちらのドリンクホルダー高さ21.5㎝横23.5㎝、コールドドリンクのLサイズがスポッと収まる仕様となっている。ネックストラップが付いているので首から下げられるし、ホルダー単体でも自立する。
飲み終えたドリンクを退け、改めて見つめたところ、なかなかの作りの良さ。買って良かった。しかしながら、ドリンクが抜けた後の穴がやや気になる。何かを入れるべきだろうか。
試しに仮面ライダーのソフビを突っ込んでみたが、サイズ感が合わず。ライダーがデパートの屋上にある遊園地の乗り物に乗せられているみたいな、そんな雰囲気になってしまった。これはこれで可愛いような気もする。
ほかの使い道を考えてみたが、特にこれと言って思い当たらないので、インテリアとしてこのまま置いておくことにする。今後目に入るたびに「5500円したな……」と思い出すに違いなくて、ちょっと楽しい気分だ。
そんなところも含めシン・仮面ライダーを見た記念になる、このドリンクホルダーは特別。この先も大事にしていきたい。
色いろな意味でびっくりさせられた、こちらのドリンクホルダーは数量限定。ライダーファンは今すぐ売店に駆けつけるべし。きっと一生の思い出になることだろう。
参考リンク:サイクロン号ドリンクホルダー
執筆:K.Masami
Photo:Rocketnews24.
▼サイクロン号ドリンクホルダーの値段に衝撃
▼水滴が付かないようにか、ドリンクは別添えしてくださった
▼でもドリンクを刺してみた。良い感じ
▼レトロなサイクロンの感じが出ていてとても良い
▼大事にします
▼シン・仮面ライダー公開中!