ワークマンの「ペットボトルホルダー」が大人気だ。新作が出るたびに話題となり、発売と同時に売り切れる “幻のアイテム” だから入手困難と言われている。なんなら存在自体も疑ってしまうレベルだった……のだが、さっき最寄りの店舗をのぞいたらフツーに売ってた。

どうやら、たまたま秋冬の新作「ブラック」と「カーキ」の2色が店頭に並んだばかりらしい。マジかよ。千載一遇のチャンス到来! ってことで、迷わずブラックを購入。さっそく噂の神アイテムを使ってみたので報告したい!

・500ml専用のペットボトルホルダー

正確な商品名は「500ml専用真空保温ペットボトルホルダー(税込み980円)」。ペットボトルを本体に入れたら、ドリンクの温度がキープされるという商品だ。人気の理由は “安いのにちゃんと使えるから” だと思われる。もう少し詳しく見ていくぞ。

どうやらこちら、一口に「500mlのペットボトル専用」と言っても、最近よくあるチョイ太めのペットボトルがターゲットのもよう。いわゆるフツーの500mlペットボトルを入れるには高さが足りていないようだ。

うーむ、水筒と違って中身を移す必要はないかもしれないが、なかなか限定的な使い方だな。

とはいえ売れている……いや、売れまくっているのだから、もちろん需要はあるのだろう。使い方は簡単で、ペットボトルを本体に入れて、フタを回して取り付ければOKだ。


・実際に使ってみた

──では、実際どれくらいペットボトルの温度がキープされるのだろうか。試しに購入したホットミルクティーの温度を1時間ごとに計測してみるぞ。もちろんドリンクの量や温度、外気温の影響によって保温効果は異なるため、ひとつの例として参考にしていただきたい。

ペットボトルホルダーに入れた直後、ミルクティーの温度は44.4℃だった。これから室内で1時間ほど過ごす予定。学生であれば、授業を1コマ受けている間くらいは、ぜひ温かいままでいてほしいはずだ。果たしてどうなるか……

そんで1時間後、ふたたび温度を計測すると……41.5℃! 約3℃下がったものの、飲んだ印象はほとんど変化ナシだった。なるほど、素晴らしいじゃないかワークマン。

ではでは、これから屋外へ移動する。また1時間後に計測したい。

・2時間後の温度

さあ、ホルダーに入れて約2時間が経過したぞ。ふたたびドリンクの温度を計測すると……39.9℃だった。つまり2時間で4.5℃下がったということだ。

・コスパは良い

そんなこんなで、約半日使ってみた感想は……悪くない、ってか良い。ちょっとイイ水筒レベルの保温効果と言えるのではなかろうか。その後、数時間経っても温かいまま飲むことができたからな。

ロゴもかなり控えめでシンプルなデザイン、持ち手もあるから使い勝手は良いだろう。チョイ太めのペットボトルをよく買う方であれば、重宝するに違いない。人気商品だから各店舗品薄かもしれないが、もし見つけたら即ゲットを推奨する!

Report:砂子間正貫
Photo:RocketNews24.

▼ロゴが控えめすぎてビビる