これまで「都内最大のダイソー」といえば、『DAISO アルカキット錦糸町店』だった。広さは約1000坪とも噂されており、日本一デカいダイソーこと「ザ・ダイソーギガ船橋店」と共に “国内最大級のダイソー” と言われることも。……ところが!

つい先週の2023年2月22日(水)、ダイソーは「東武百貨店池袋本店」に “都内最大級の売り場面積を誇る3ブランド旗艦店” をオープンさせた。何を言っているのかよくわからないと思うが、簡単に言えばこういうこと。

まずは普通の「DAISO(ダイソー)」と、


無印良品っぽい高級ダイソーこと「Standard Products by DAISO(スタンダードプロダクツ バイ ダイソー)」、


そしてスリコみたいな「THREEPPY(スリーピー)」を、3つ同時にワンフロアに出品したのである。



んで、さっそくチェックしてきた。今回の “都内最大級” が、どんなもんなのかと。

まずは、フロアのレイアウトから見ていきたい。

オープンしたばっかりなのに、なんでもうこんなに年季が入っているのか謎であるが、フロアの大半はダイソーが占めている。

正確な広さとしては、ダイソーが556坪(約1838平方メートル)、Standard Productsが108坪(約357平方メートル)、スリーピーが49.6坪(約164平方メートル)てな感じ。


そんな「都内最大級の売り場面積を誇る3ブランド旗艦店」を、いろいろと見て回って思った率直な感想としては……


「ギュウギュウに詰め込んだな!」ってこと。通路も狭くて、なんだか「学園祭でどこかのクラスがお化け屋敷をやったみたいな感じ」とでも言おうか、あるいは「ドンキ店内」とでも言おうか、とにかくギュウギュウなのである。


ダイソーの売り場面積的には、そこまで広くは感じなかった。間違いなく『DAISO アルカキット錦糸町店』の方が広いだろう。しかし、密度がすさまじい。それゆえ、置いてある商品点数的には錦糸町とタメ張るのではなかろうか。


また、新店舗だからということもあるが、初めて見かける新商品が続々と売られていたのも印象的。狭いながらも “魅せ方” にはこだわりを感じ、他のダイソーではあまり見かけないショーケースなども置いてあった。


いずれにしても、“都内最大級の売り場面積を誇る” ってのは、ダイソー単体ではなく、3ブランドをあわせた売り場面積が最大なのかな〜といった印象。3つまとめて回りたい人なら、池袋のここはちょうど良い。


しかしながら、本当にギュウギュウに狭いので、すべてを見終えた時、ドッと疲れたことも事実。よって、ゆったりと見て回りたいなら、『DAISO アルカキット錦糸町店』に行くのが良いかもしれない。報告は以上です〜。


参考リンク:DAISO 池袋東武店プレスリリース(PDF)
執筆:100均評論家・GO羽鳥
Photo:RocketNews24


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