【激安海外】航空券&宿&メシ代など5万円以内で “台湾1泊2日を超豪遊” するのは可能なのか試してみた結果…(その2) ※1ページ目はコチラ
・航空券
まず航空券は、まいどおなじみExpedia(エクスペディア)で昨年2022年12月初旬に購入した。航空会社はLCCの「スクート(Scoot)」で、価格は成田〜台北の往復(燃油サーチャージ込み)が25117円。安い!
・宿
ついでにホテルもExpediaで探した。台北で安く泊まろうとしたらドミトリー(共同部屋)か、シングルであっても共同シャワーなどの宿が多かったが、トイレ&シャワー込みのシングルは譲れないので妥協することなく探した。
結果、台北の中心から少しだけ離れた場所に、「トイレ&シャワー込み」かつ「朝食付き」のシングルルームが4222円というナイスな価格のホテルを発見。即予約した。結果的に、この宿にして正解だと思っている。
ちなみに航空券&宿の合計は29339円。なんと今回の5万円旅、現地で好きに使えるお金が20661円も残っているという、豪遊まったなしのスタートと相なったのである。思いっきり楽しむぞ〜っ!!
それでは……
行ってきま〜す!
・両替
まず両替だが、事前にネットで調べたところ、街中でも空港でもさほどレートは変わらないとのことだったので、空港内の適当な両替所でサクッと2万円ほどを両替。
その後は台北駅に向かうべく、「Airport MRT」の乗り場へ向かった。
・移動は電車もバスも悠遊カード(EASY CARD)で
そのつど切符を買うか、それとも日本でいうところのSuicaのような「悠遊カード(EASY CARD)」を使うか迷ったが、なにかと便利そうなので悠遊カードを買うことに。駅の自販機で買えそうなので操作してみると……
なんと日本語モードが選べたので、何も迷うことなく無事に悠遊カードを購入することができた。なお購入価格はNT$500で、カード自体はNT$100、そしてNT$400のチャージが入っているもようだった。
残高は、駅の自販機でも確認できる(簡単にチャージもできる)ので、足りなくなりそうになったら、そのつどチャージをする方法をとってみた。
・台北駅で駅弁「台鐵便當」を食べる
「Airport MRT」に乗って台北駅へ。運賃はNT$150かNT$160ほどだったと思う。明日の帰国日も同じMRTで空港に戻るので、NT$150かNT$160くらいは残しておかなければならないってことだ。
それはさておき、台北駅でどうしても食べたいものがあった。日本でいうところの駅弁である「台鐵便當」だ。いつぞやか日本でも食べたことがあり、それが非常に美味しかったので本場の弁当も食べてみたかったのだ。
『台鐵便當本舖』なるお店で注文したのは「パイコー弁当(排骨便當)」、価格はNT$80(約354円)で、ホカホカしている。どこで食べようかな……と駅内をウロついてみると、
なにやらお弁当を食べている人がチラホラ座っているベンチを発見! 私もここで食べることにしよう。
して、お味は……
うま〜〜〜〜!!!!!
甘辛のタレが染み込んだ肉に、味付けたまごに、大根の葉っぱ(かな?)、そして練り物、どれをとってもメチャンコうまい! 早くも大満足〜!!
・ド定番の観光地「九份」へ
お腹も落ち着いたところで、映画『千と千尋の神隠し』のモデルとの噂が立ったこともある台北郊外の有名観光地「九份(ジョウフン)」へ向かうことにする。
駅員さんに身振り手振りで行き方を聞いてみたところ、「瑞芳(ルイファン)」という駅からバスに乗り換えればOKらしい。乗るべき電車の番号や時刻も教えてくれてメチャ親切〜!
30分ほど待つと電車が来た!
で、ローカル感が漂う電車に乗り込み……
50分ほどで瑞芳駅に到着。
駅前のバス停ではなく、少し離れた場所に九份行きのバス停があるので、
ローカルなバスで
やっとこさ「九份老街」に着いた〜!
さっそく良い雰囲気なのだが、
まずは『九份豆花』なるお店で、タロイモ団子の芋圓(ユーユェン)と、あずきと、豆花(トウファ)が入った『芋圓紅豆豆花』を注文してみた。価格はNT$60(約266円)なり。
きた。
ほじくると……ふむ、これが芋圓かな?
ほう……これは好吃!(ハオチー / うまい!)
さらに、返す刀で……
すぐ近くにあったお店『九份阿珠雪在焼』で、未知なるスイーツ『ピーナッツ巻のアイスクリーム』なるものを食べてみることに。ちなみにパクチーも入っている。価格はNT$50(約222円)。どんな味がするのかな……?
断面図はこんな感じで……
……なんか斬新な味がしたけど、美味かったよ!
その後も、九份の街をウロウロと散歩。
雨が降っているうえに極寒だったが、
17時ごろに提灯のライトアップが開始!
これぞまさしく「千と千尋」の世界!!
なんか……あまりにもロマンチックな光景に、“1人で来るところではなかった感” も少しあって、ちょっとだけ寂しく思ったりもした。
・台北に戻り「夜市」へ
その後、バスと電車を乗り継いで台北駅に戻り、MRTに乗り換えて、台北最大規模の巨大夜市「士林夜市(シーリンイエシー)」へ向かった。目的は、B1の美食区(メイシーチュー)にあるレストランに行くためだ。
そのお店の名前は『晶棧熱炒』。読み方はわからないが、なんでも “台北チャーハン大会でグランプリになったエビチャーハンがあるお店” なのだとか。チャーハン好きとしてはチェックせねばなるまい。えっと……
おお、これだな!
ダブルチャンピオンエビチャーハン!! なんだかスゴイ名前だが、わかりやすい。ダブルチャンピョンってことは2冠ってことかしら? そして……
キターーーーッ!!
すっごいエビのデカさ!
して、お味は……
う・ま・す・ぎ・る……!!!!!!!!!!
結果的に、今回の台湾旅行中に食べた料理の中でも、このダブルチャンピオンエビチャーハンはブッチギリ1位の美味さだった。こんな美味いチャーハンがNT$100(約443円)で食べられるとは……台湾おそるべし!
ほか、ワンタンスープ(NT$50 / 約222円)と小籠包(NT$100 / 約443円)も食べたが、これまた美味。きっとこの店、何を食べても美味いんだろうなぁ……。おなかいっぱい! もう食えん! 余は満足じゃ〜!!
・ハイセンスなホテル
初日の締めくくりは、もちろんホテル。台北駅からBL線に乗り換えて6駅の「府中(フーヂョン)」駅に降り立った。そっからテクテクと10分ほど歩くと……
今回の宿『モーウィングホテル オーシャン(清翼居旅店 海洋館)』が姿を現した。チェックインすべく、さっそく中に入ってみると……
なんじゃこりゃ〜〜〜〜! 「海洋館」の名の通り、全体的に海をイメージしたデザインっぽくて、ロビーの天井には、なぜか立体のエイが!!
3階に行くと、エレベーター前にサーフィンが!
そして、浮き輪が付いている壁を通り過ぎ、私の部屋である306号室のドアを開けると……
なんというセンス!!!!
でも、トイレもシャワーもキレイだし、
アメニティもバッチリだし、
冷蔵庫には無料のミネラルウォーターが2本も入ってる! これなら、明日のお水も買う必要ないな……。
テレビもあるし……
って……
!!!!!!!!!!!
………………
おやすみなさーい!
1日目で、この充実度。さらに食って遊び倒す怒涛の2日目は、次ページ(3ページ目)へGOGOGO!
執筆:GO羽鳥
Photo:RocketNews24
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