山梨県のお土産といえば、おそらく多くの方が「桔梗信玄餅」を思い浮かべるだろう。しかし先日、私は中央自動車道「談合坂サービスエリア」でとんでもない商品と出会ってしまった。それは……日本一の山・富士山をモチーフにしたキャンディである!

価格は1本495円。なかなか強気な価格設定ではあるが、理由が分かればむしろ安いと感じるだろう。もしかしたら今後、山梨土産は「信玄餅」と「富士山キャンディ」の2強時代が到来するかもしれない。それくらい強烈なインパクトを残した飴だった。どんな飴なのかというと……


…………


めっちゃ光るのだ。


富士山が7色にピカピカ光を放つキャンディなのだ。想像以上によく光る……死ぬほどまぶしい。これほどまぶしい飴は珍しいのではないだろうか。


実は持ち手部分にスイッチがあり、暗い場所でONにするとコンサートが始まったような雰囲気になる。また同時に、日本人の心のふるさと・富士山が光を放つとどこか厳かな気持ちにもなるだろう。こんなにも神々しいキャンディが山梨県で見つかるとは……。


・山梨のゆるキャラ

そういえば名前を伝え忘れていたが、商品名は「ふじちゃん フラッシュキャンディ」である。調べたところ「ふじちゃん」とは山梨県の “ゆるキャラ” らしい。

キャラ設定は「皆の思い出や夢をもっともっとハッピーにするため、30年近くお土産作りを手伝っているよ」とのこと。勉強不足なのでよく分からないが、自ら光るのはナイスアイデアである。人気があるのも納得だ。


・夜祭りやイベントで光らせろ

使い道としては、とりあえず夜祭りやイベントで光らせれば注目を集めるだろう。できれば光らせたまま……



口に入れてほしい。イベントシーズンなら口の中が光っていてもイルミネーションの延長だと思われるはずだ。「照らす側」になりたかった方は夢を叶えるチャンスである。きっと気持ちいいぞ。

ちなみにソーダ味でけっこうなボリューム。食べ終わった後はライトとして使えるそうだ。大人も子供もテンションの上がるキャンディなので、山梨エリアで見つけた際には手に取ってみてほしい。想像している以上の光の強さだから驚くなよ。最高にまぶしい飴をぜひ!


参考リンク:藤二誠「商品一覧」
執筆:砂子間正貫
Photo:RocketNews24.