今年も長い旅が終わろうとしている。福袋特集の旅だ。3回目となり大体がルーティーンになっているものの、今回のトリを飾るのは、私にとっておニューな福袋。「西洋菓子舗 不二家 2023新春福袋」! いよっ! ペコちゃん!

幼い頃、ペコちゃんに似てると言われたことがあるのだが、大体の子は言われてきたんじゃないかと思う。ちなみにうちの母親がペコちゃん好きなので、当福袋の情報も母親から。他の記者がやってるのでは、とチェックしたところノーマークだったので責任持ってレポートしたい!

ちなみに不二家と西洋菓子舗 不二家は違うらしい。西洋菓子舗 不二家は日本に6店舗のみ(日本橋三越本店は休業中)。不二家の新業態で、コンセプトは~過去から現在そして未来の不二家へ~。

1910年横浜元町で創業した当時の不二家洋菓子店をオマージュし、「ショートケーキ」と「ミルキー」をメインに取り扱う<不二家>のプレミアムショップで、2019年3月にスタート。知らなかった……。こっちのが古いと思ったよ。

今回は西洋菓子舗 不二家の福袋! 「西洋菓子舗 不二家 銀座三越店」限定福袋と「西洋菓子舗 不二家」全店販売福袋の2種類あり、私は後者をチョイス。しかし購入するのにやや手間があった。

事前に出されていた情報では12月1日予約スタートだったのだが、「クリック&コレクト」というのが分からず店舗に電話。三越伊勢丹オンラインのことだとわかったが、折り返し担当者から電話があり、予約スタート日が間違っていたという。

おいっ! ということで、本来は12月7日。これ間違っちゃった人、多いんじゃないの……。即完売を想定し、7日10時になった瞬間、予約ボタンをクリック。無事に予約できた!

受け取りは1月2日、銀座三越の店舗にて。注文完了のメールを見せて、無事に福袋をGET。長い道のりだった。よし、さっそく福袋を……と思ったら、紙袋の両面のペコちゃんが違う!?

こ、これは、元祖と現在のペコちゃん!

・レトロペコちゃん紙袋

これもれっきとした福袋の内容のひとつ。店員さんに「この紙袋入れて5点です」と言われたし、事前の詳細にも書いてあった。紙袋も大事にせねば! それにしてもペコちゃんだいぶ変わったな。


・ミニレトロペコちゃん人形(ピンク)

ペコちゃん人形! 直径約45×高さ約95mmでかなり小さめ。私のiPhone11よりも小さい。

このペコちゃん、写真だとわかりにくいが首ふりペコちゃん。その様子が愛らしいので、よければ私のInstagramで見てほしい。せめてその愛らしさを、ということで4方向からのペコちゃんを紹介。

前からペコちゃん。

右からペコちゃん。

後ろからペコちゃん。

左からペコちゃん。


・デリシャスパイ缶

レトロな雰囲気が可愛いペコちゃん缶。

一周、柄が違うので、ぜひこちらも私のInstagramで見てほしい。直径80×高さ95mmで小物入れにも使える。中には何が入ってるのかな♪

おお、お菓子だ。そかデリシャスパイ缶だもんね。

広げてみるとデリシャスパイが7個。

だけど、デリシャスパイって何?

開けてみると、こんなかんじ。サクサクの甘めのパイ。

このデリシャスパイ、何かに似ていると思ったが、ホームパイの元らしい。おお。ここでも不二家の歴史が垣間見える。


・プレミアムミルキーバターサンド 5個入り

青いブック型の箱に入ってるのは、

プレミアムミルキーバターサンド。

ミルキープレーン、カリフォルニアレーズン、ストロベリーあまおう、紅天使 茨城県産、和栗 熊本県産の5種類。

せっかくだから食べてみよう!

見た目は普通にクッキーサンド。

中には白いミルキーバタークリームが!

うん、食べてみると、サクッとしたクッキーに優しいミルキークリームがどこか懐かしい味わい。


・復刻手提げミルキー(着物)

最後はこれ。レトロなポコちゃんが描かれている箱。

ペコちゃんこけしストラップがついている。

着物のペコちゃん可愛い!

が!

ポコちゃんが怖い……。

目が動く仕様になっているのだが、それがまた。

ん? まさかの後ろはペコちゃんだ!

ペコちゃんも怖い……。

これ小さい子は泣いちゃうレベルなんじゃ。

中身はミルキー!

ミルキーって時々無性に食べたくなるよね。

出してみた!

数えてみると19個。微妙だな! 笑

個人的には赤と青のパッケージが好き。


・「西洋菓子舗 不二家」全店販売福袋 3300円 (税込)

・レトロペコちゃん紙袋
・ミニレトロペコちゃん人形(ピンク)
・デリシャスパイ缶
・プレミアムミルキーバターサンド 5個入り
・復刻手提げミルキー(着物)

以上が福袋の全貌。プレミアムミルキーバターサンドが5個入りで1201円(税込)なので、他の4点で2100円と考えると、どうなのか、お得なのか。1点は紙袋だ。紙袋を抜かして、ペコちゃん人形、デリシャスパイ缶、復刻手提げミルキーがそれぞれ700円だとしたら、まあ妥当か。

しかし新旧ペコちゃんやレトロポコちゃんを拝めたり、首ふりペコちゃん人形で癒されたりと、ペコちゃんファンとしては歴史を感じることもできる嬉しい1袋だ。西洋菓子舗 不二家についても知ることができたし、不二家の歩みを学ぶことができた。今ならちょっと怖いペコポコも愛おしく感じられる。

さてこれにて私の福袋特集の旅は終了! 今年も色んなドラマが生まれたような気がする。有難う。また来年会おうではないか、福袋たちよ!

参考リンク:西洋菓子舗 不二家
執筆:千絵ノムラ
Photo:RocketNews24.

▼店頭で売られていた「ペコポコ首振り人形」。まぁまぁいいお値段

▼復刻手提げミルキーあった! 701円(税込)! 予想通りだ!

▼首振るミニレトロペコちゃん人形

▼デリシャスパイ缶の柄もどうぞ!

▼可愛いんだけど、ストラップ文化が去ったいま、どこにつけよう

▼横から見た着物ペコちゃん

▼だから怖いって……

▼レトロなフォントってたまらないよね!

▼ミルキーの千歳飴を思い出しちゃう。知ってる?

▼「西洋菓子舗 不二家」の想い