1972年、東京・成増で誕生したモスバーガーは、今年創業50周年を迎えている。コロナ禍で外食チェーンが苦戦を強いられるなか、モスはテイクアウト・デリバリ―を強化し、好調な売上だという。そんなモスが、2022年11月末に新業態のチーズバーガー専門店をオープンした。

その店「mosh Grab’n Go」(モッシュグラブアンドゴー)には、モスの定番モスバーガーがない! ライスバーガーもない! 菜摘バーガーもない!! あるのはチーズバーガーだ! 実際に利用してみたので、その率直な感想をお伝えしよう。

・モスのチーズバーガー専門店

お店は東京メトロ広尾駅から徒歩3分のところにある。港区南麻布、有栖川宮記念公園のすぐ近くの比較的閑静な界隈だ。モスのブランドカラーの緑の看板が目印のはず……。

ところが店前にたどり着くと、そこはおしゃれなカフェのようだった。ここがモスだと!? 気づかずに素通りしちゃったじゃないか。


昼すぎに行くと店内満席で、入り口には数人の列ができていた。入店を待っている間にメニューを見ると、ラインナップは非常にシンプル。3種のチーズバーガーにはそれぞれ01から03の番号が付いている。なおナンバー00がチーズ抜きだ


01は「2種のチーズバーガー」(単品税込600円)、02は「ふわとろチーズバーガー」(単品税込800円)、03が「クワトロチーズバーガー」(単品税込900円)となっている。


・ポテトは “焼き”

注文したのは、クワトロチーズバーガーのセット(ドリンク・ポテト 税込1330円)である。

注文番号を呼ばれてカウンターに取りに行ってみると……、箱で出てきた! ファストフードはどこもトレーで提供するのが当たり前なのに、トレーを使わないのは斬新だね。箱を閉じれば、そのままテイクアウトできるのもイイ!


箱だけでなくポテトにもヒミツがある。一般的にポテトといえば「フライ」だが、ここのは焼き(グリル)だ。フライの場合、時間が経つにつれて油が回って味が落ちる。テイクアウトの経時劣化を抑えるために、焼いているそうだ。


食べると、ほっくりとしていて芋本来の甘さをしっかり味わえる。焼きポテト、美味しいなあ。ほかの店でもぜひ出して欲しい。



・ふさわしい一品

そして本題のクワトロチーズバーガー。チェダー・モッツアレラ・カマンベール・ゴルゴンゾーラの4種のチーズをパティの熱で溶かしている。ゴルゴンゾーラの匂いが強いので、あの匂いが苦手という人は要注意。私(佐藤)は好きな匂いだから問題ないけどね。


上のバンズをめくってみると……、おお! めっちゃとろけてる~~ッ!! チーズ好きを興奮させる景色だ。チーズバーガー専門店の名にふさわしい一品と言えるだろう。


口の中がチーズの味で支配されるのかと思ったら、意外とあっさりとしている。ゴルゴンゾーラの辛味が口当たりを軽くしているのかも


ちなみに追加トッピングのはちみつ(+税込100円)をかけると、さらに美味しくなるそうなのだ。しかしスタッフは誰もその事実を教えてくれなかった。というのは、キャッシュレスのセルフレジだから、美味しい食べ方のヒントを得るタイミングがないんだよねえ。

美味い食べ方なら遠慮なく教えて欲しい。きっと世のチーズ好きの多くもそう思っているはずなので、レジの脇にでも貼り出してくれることを願っている。


そういえば、2021年11月にフレッシュネスバーガーは東京・五反田に「Cheeseness Burger To GO」というテイクアウト・デリバリーのみのチーズバーガー専門店を出していたな。あいにく今年8月に閉店してしまったが……。


ここはそうならないように、末永く続いてくれることを願っているぞ!


・今回訪問した店舗の情報

店名 mosh Grab’n Go(モッシュグラブアンドゴー)
住所 東京都港区南麻布 5-16-10
時間 10:00~22:00(日祝 21:30)

参考リンク:モスバーガーPRTIMES
執筆:佐藤英典
Photo:Rocketnews24