
たとえ時代が移り変ろうともイイものは不変だ。九州で例を挙げるとしたらラーメンで、いくら新規が出てこようともウマいところは動じない。そしてその代表的な存在で泣く子も黙るラーメンといえば、佐賀県三養基郡基山町に本社を構えるサンポーの「焼豚ラーメン」である。
創業大正10年(1921年)、設立は昭和24年6月(1949年)と今さら説明するまでもないサンポーだが、ちょいちょい有名店とコラボしていてなんと老舗の「丸幸ラーメンセンター」ともタッグを組んでいた。どうやら2017年と結構前から売られていることはさておき、出会ったからには購入するしかない!
・豪華コラボの一杯
というのも、巨頭と巨頭……2大巨頭による一杯なのだから。焼豚ラーメンは1978年発売で、丸幸は昭和40年(1965年)創業とどちらの歴史も深い。佐賀、そして福岡県民からすると常識中の常識ともいえるラーメンで並大抵のコラボではないのだ。
それが220円(希望小売価格は税抜245円)で食べられるのだから激アツどころか鬼アツ。特長としては丸幸ラーメンの濃厚な白濁豚骨スープで仕上げられていて、互いの良いところを凝縮させているらしい。
さっそく、九州を代表するDNAが受け継がれたともいえるカップ麺をいただこう。ちなみにカップ麺なので作り方は簡単。中身を取り出し、容器に書かれた説明の手順通りに入れるだけで完成だ。
調味油、焼豚、粉末スープ、紅生姜と “いつもの” 中身なため見た目こそ「THEサンポーの焼豚ラーメン」。明らかに分かる違いはコーンが入っていないところだが、ここからどんな変化が加えられているのだろうか。
・スープで蘇る記憶
まずはスープを飲んでみると……アッサリしていてホッとする味は丸幸でありながら、どこかサンポーイズムも感じられる。ただ、単純にアッサリしているかといえばそうじゃなく、紅生姜と焼豚の塩っ気がアクセントになっていて飽きることはない。このあたりはサンポーの技がキラリと光る。
んで、麺は福岡県産小麦「ラー麦」を100%使用。ぶっちゃけ私のバカ舌では通常タイプと何がどう違うのかよく分からなかったが、スープとの相性がいいのは間違いない。全体を通して「昔ながらのラーメン」に仕上がっているから、ついついスープを飲み干してしまった……って、ハッ!!!!
・たどる記憶
どこか懐かしさを感じるスープをゴクゴク飲んでいるうちに私は1つの記憶を思い出していた。丸幸のラーメンは飲み干した先に何か……器にメッセージが書いてあったような気がするのだ──。
てことで、真相を確かめるべく丸幸ラーメンセンターへやってきた。店内に入ると、ベテランの店員さんたちがお客さんをテキパキさばいていく姿は今も昔も変わらない。また、注文してから時間をかけずにラーメンがやってくるところもまた変わっちゃいなかった。
そして出てきたラーメン(540円)がこちら。スープを注意深く味わうと、サンポーとのコラボ商品とソックリ。カップ麺同様にアッサリしつつもホッとする味で、とんこつの匂いは少しするも決してキツいことはなかった。
コレよ、コレ……この感じが福岡と熊本を繋ぐ国道3号線沿いでたくさんの人のお腹を満たしてきた味だよなぁ〜。そう感慨深くなったところでいよいよ答え合わせの瞬間である。ラーメンにメッセージはあったのかというと……
「幸せいっぱい 味にまる」
やはり……! やはり器の中にメッセージが添えられていた!! そうそう、あとはスープを飲んでいくとラーメンをすする少年(?)が「ニョキッ!」と出てくるのもまた丸幸のラーメンなんだった。
カップ麺、実店舗でラーメンを食べた結果、サンポーと丸幸ラーメンセンターのコラボは2大巨頭の味を同時に味わえる神商品であった。やはり食べてホッとするのは原点を感じられる一杯。たとえ時代が移り変ろうともイイものは不変なのだなぁ。
参考リンク:サンポー食品株式会社、基山町産業振興協議会
執筆:原田たかし
Photo:RocketNews24.
原田たかし







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