まずは神に誓って申し上げておくが、本企画『4大回転寿司ガチ食べ比べ』に一切の忖度は存在しない。美味しいものは美味しいと言うし、イマイチなものはイマイチと言う。でなければ “ガチ食べ比べ” を名乗る資格はあるまい。

だがしかし、第23回となる「〆サバ編」では、私、P.K.サンジュン自身が「マジかよ……?」と思わずにいられなかった。〆サバが断トツでウマかったのは、まさかまさかのあのお店である。

・光り物大好き……だけど

個人的に寿司ネタでは「貝」と「光り物」が好きなため〆サバには少々うるさい方だと自負しているが、ぶっちゃけた話をするとここ数年は回転寿司で「〆サバ」を注文していない。

なぜなら「マズいとかはないけどちょいイマイチかな?」という〆サバが多く、だったら他のネタを食べたいからである。季節ものの「金華さば」や「関サバ」などがあればメチャメチャ注文するが、いわゆる100円の〆サバは数年来食べていないのが現状だ。

・1日で食べ比べ

さて、調査方法はいつもと同様で1日(実際は3時間程度)で4つの店舗をハシゴした。短時間のうちに食べ比べをすることで、味の違いを感じ取るためである。なお、訪れた店は「かっぱ寿司」「くら寿司」「はま寿司」「スシロー」の順番だ。

ポジティブとは言えない私の “〆サバ感” を叩き折る〆サバなどあるのか? 過剰な期待をせずに食べ比べを行ったところ「まさか……!」と唸らされる〆サバと巡り合ってしまったのだ。


・かっぱ寿司の「とろ〆さば(110円)」

ズバリ、最もウマかったのは かっぱ寿司の〆サバである。特筆すべきは脂がしっかりのっていることに加え、旨味がしっかり感じられたことだ。酢はさほど強くなく、サバが生きている。季節ものの高級サバレベルまでには達していないが、近しい要素はあった。1つだけ純粋に「ウマい」と思えた〆サバ。


・くら寿司の「肉厚とろ〆さば(110円)」

かなり肉厚で全く悪くない……が、脂のりやサバの旨味を感じるまでには至らなかった。酢は弱めで好みであったが「悪くない回転寿司の〆サバ」と言ったところだろうか。ただし4店舗の中で最もボリューミーで食べ応えはある。


・はま寿司の「しめさば(110円)」

私がイメージする「回転寿司の100円の〆サバ」といった感じ。酢も優しい塩梅で全然悪くないが「ウマい!」とも思えない中庸的な〆サバ。脂もさほどなく、何よりサバの旨味までは感じなかった。


・スシローの「〆真さば(110円)」

こちらも はま寿司とほぼ同じ感想。悪くはないが「ウマい!」とは思えない〆サバである。残念ながらスシローでさえも「110円の〆サバ」はそこそこの域を出ていなかった。


・かっぱ寿司の圧勝

端的に申し上げるとかっぱ寿司の「〆サバ」だけは「ウマい」と思えたが、それ以外の3店舗は「普通」であった。何より脂込みでサバの旨味を唯一感じたのが かっぱ寿司の〆サバである。率直に「まさか」と感じた次第だ。

恐らくではあるが、〆サバに関しては100人が食べて100人ともが「かっぱ寿司が1番美味しい」というのではないだろうか? それほどかっぱ寿司の〆サバが頭1つ……どころか、頭3つくらいは飛び抜けていた。

というわけで、まさかの結果となった〆サバ編。光り物がお好きな方はぜひ参考にしていただきたい。かっぱ寿司は「〆さば」「サラダ軍艦」「プリン」が美味しい回転寿司である。

参考リンク:スシローはま寿司くら寿司かっぱ寿司
執筆:P.K.サンジュン
Photo:RocketNews24.