個人的な話で恐縮だが、私は今年2022年の7〜8月に育休を取っていた。仕事を一切せず、ただただ生後6ヶ月の娘と向き合う日々。

最高の時間であった。幸せすぎて死ぬかと思った。しかしながら、良いことばかりだったわけではない。圧倒的幸福感に包まれている一方で、地獄のような時間もあった。

もったいぶるようなことでもないので、さっそく発表してしまおう。一体何があったのかというと……


家族全員コロナ感染


──である。想像していただきたい。自分も妻も陽性なのに、授乳や寝かしつけのたびに娘を抱っこしなければいけない気持ちを。

全国的に感染者数が多すぎるために「宿泊療養施設に入るのは難しいです」と言われたときの絶望を。自宅療養しようにも、ワンルームだから十分に隔離できない焦りを。そうこうしているうちに、娘の体温が38度を超えてきたときの不安を。


……幸いにも現在は私を含め家族全員が回復したものの、喉元すぎれば熱さを忘れるとならないために、当時の状況を振り返っておきたい。


・家族全員がコロナになるまでの流れ

8月の半ば、私が喉に違和感を覚える

妻に「クーラーつけっぱなしで喉をやられただけだと思うんだけど、もしかしたらコロナかも。明日の朝一番に病院でPCR検査してもらうわ」と伝え、その日はマスクをして1人リビングで寝る

翌日の早朝、熱(38度5分)と咳で眠れずに目を覚ます。近所の病院でPCR検査をしようにも、倦怠感がすごくて体が動かない。なんとか予約をして病院に向かい、PCR検査をすると陽性。ちなみに、このとき妻は陰性。

私だけ宿泊療養施設に入るべく、東京都の関係部署に連絡すると「感染者が増えているために、40代で基礎疾患等がない人は難しい」的な返事。仕方なく、ワンルームで隔離しつつ自宅療養をする。

2日後、妻も喉の痛みを訴え、改めてPCR検査をすると陽性。

翌日、娘の体温も上がり始める。

喉が痛いからか、娘が母乳を飲まなくなる

翌日、娘の体温が正常値に戻りはじめ、母乳を飲む量が少しずつ回復する。また、妻は発症から5日ほどで症状(喉の痛み、咳)が消え、私は発症から7日ほどで症状(熱、喉の痛み、咳)が治まった。


──といったところで、軽症とか中等症とかに分ければ家族全員が軽症だったのだろうが、それでも十分にハードだった。ちなみに、自宅療養中に私が助けられたのは往診してくれる医療サービス

もし私と同じような状況で、「その選択肢はなかった!」という人がいたら、いちど “往診” でググってみるのもいいかと思う。


・他にも不運が

さて、実は「最悪なこと」はこれだけではない。私が発症する前日、マンションの管理会社からショッキングなメールを受け取っていた。その内容が……

「オーナーがその部屋住みたがっているから出ていってくれ」的な通告。オワタ……。育休で収入が減っているなか引っ越し費用を捻出するだけでも大変なのに、住所が確定したらまたイチから保育園探しって……マジでオワタ。となったその日の夜に私がコロナ発症 → 家族全員感染である。


私が一体何をしたというのか。なぜこれほどバッドラックが重なるのかと思って調べると、どうやら私(1981年生まれ)は今年2022年に本厄らしい。

迂闊だった。日頃そのような類を信じていないので無視していたが、今は神様に媚びまくりたい気持ちでいっぱいだ。手始めに、近所の神社でお祓いでもしてもらおうかな……。

参考リンク:厚生労働省「新型コロナウイルスに関する相談・医療の情報や受診・相談センターの連絡先
執筆:和才雄一郎
Photo:RocketNews24.