本日8月31日熊本の南阿蘇村に、セブンイレブンがオープンした。大自然ひろがる南阿蘇に移住する前は、コンビニのオープンと聞いても「ふ~ん」程度の反応だったが、今は違う。新しくコンビニができることに、キラキラとした光のようなものを感じる!

ここを通して、いろんな新しいものに出会える。いろんな人々のストーリーが生まれる。想像が膨らみ、胸躍るのだ。居ても立っても居られなくなった私は、オープン初日に新セブンイレブンに行ってきた。

・地元でも噂になっていた

朝7時オープンにも関わらず、開店直後から多くの人で店内は にぎわっていた。オープン前から地元では「あの通りにセブンイレブンができるらしいよ」とちょっとした噂になっており、開店初日にこれだけたくさんの人が足を運んでいるのも頷(うなず)ける。

店内ではオープニングセールが行われていたり、福袋が売られていたりとお祭りモード。そうかそうか! 南阿蘇にもついにセブンイレブンが来たか! 私が知る限り南阿蘇にはファミリーマートとローソンはあったがセブンイレブンはなく、この新たなコンビニ誕生の意味はとても大きい。

・コンビニオープンに喜べるこの感覚が嬉しい

オープン記念の福袋を2つ買って帰路につこうとしたとき、私は気づいた。自分がコンビニの新オープンに想像以上に興奮していることに。

南阿蘇に来る前までは千葉の浦安に住んでおり、そのときはコンビニはいわば “あって当たり前の存在” だった。だが今は物を送るたびやお金をおろすたびに ありがたみを感じ、流行(はや)っているアニメのキャラグッズや新スイーツを店内で見るたびにワクワクを感じる。私のなかでコンビニがキラキラとした楽しい場所へと変化したのだ。

だから新コンビニ誕生に自分はこんなにも喜んでいるのか。なんだか嬉しい。まるで子どもの頃の感覚に戻ったかのようだ。あの頃は地元にちょっとした個人店やスーパーがオープンするたびに、胸弾ませていた。だが大人になるにつれて、それらの場所は物を売買する単なる施設へと心の中で変わってしまっていた。

お店は売り買いするだけの場所じゃない。普段なかなか出会えないモノ、人そして世界とつながれる場所なのだ。いつの間にか忘れていた大事なことを思い出せた気がする。

みなさんも今一度、自分の周りにある当たり前に目を向けてみてほしい。そこにはあなたの毎日に彩りを添えてくれる幸せのヒントが眠っているかもしれない。

執筆:田代大一朗
Photos:RocketNews24
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▼この大自然の美しさに圧倒されて、約1年前に南阿蘇に移住してきた

▼オープン前から地元ではチラシが配られ、ちょっとした話題に

▼8月31日セブンイレブンが南阿蘇に誕生! 朝7時オープンだったが開店直後から多くの人でにぎわっていた

▼オープニングセールって、なんかテンション上がるよね♪


▼オープン記念福袋を大と小の2つ買ったぞ! 中身についてはまた後日記事で♪

▼買い物したら記念の紅白まんじゅうを頂きました! 紅白まんじゅうをもらったのは、いつぶりだろう

▼テラス席には、美味しい湧き水で有名な南阿蘇ならではのものが!


▼駐車場40台完備。熊本に来てから、コンビニの駐車場の大きさには毎回驚かされる

▼これからこの新コンビニが、南阿蘇にどんな光をもたらしてくれるのか楽しみ♪

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