できるだけ楽をしつつ痩せたい。これはダイエッターの悲願であるが、実を言うと私は楽をしつつ痩せている。ほぼ毎日、お酒をジャバジャバ飲んでいるにもかかわらず、体重は4ヶ月前と比べて5キロ減。一昔前のダイエットの苦しみは何だったのかと思うくらいラクショーだ。

それを可能にしているのが昨今のダイエット食で、私の場合は圧倒的に紀文メイン。特に「とうふそうめん風」は秀逸で週4くらい晩ご飯で食べている。ただ……!

・糖質ゼロ商品の中で一番ウマいかも

そんだけ食べていたら、さすがのさすがに飽きてきた自分もいる。そこでいろんなスーパーを糖質パトロールしていたら偶然見つけたのが……

紀文の「糖質0ご飯風」だった。価格は278円。「和風雑炊仕立て」「中華がゆ仕立て」の2種類があって、どうやら2022年2月28日から発売されているらしい。ご飯風とあくまで「風」とはいえ、楽な気持ちでご飯もどきが食べられるとなれば期待しかない。

そして結論からいえば、私の中で過去イチで気に入って、糖質0商品の中で一番ウマいのはこれなんじゃないかとさえ思っている。まずは「糖質0ごはん風使用 和風雑炊仕立て」からお伝えしていこう。

・作り方は簡単

麺と違って卵とサランラップを用意するというビミョーにめんどい準備があるが、手順は至って簡単。卵を溶いて用意しておき……

そこに商品の中身を流し込む


あとはラップをかけてレンチンしたら……


美味しそうな雑炊の完成である。手順が手順だし、ナンチャッテ雑炊になっても仕方ないかなァと思っていたものの、完全に雑炊で優しい味が体全体に染み渡る。ていうかコレ……


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> ほ ぼ 米 や ん <
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糖質0のごはん風粒状食品とのことだが、もはや普通に雑炊を食べていると言っても過言じゃない。下手したら「これ使っているのは米です」と言われても疑うことなく食べてしまいそうな自分がいる。

それでいながら糖質3.4gで25kcal。内容量は180gと少なめではあるも満足度はかなり高い。にんじん、たけのこ、しいたけなど具材があるし味もよし。これにコンビニのサバでもつけたら、手軽に糖質制限をしたウマい食事をすることができるだろう。


・中華がゆ仕立ても実食

ひとしきり感動したところで「中華がゆ仕立て」の方も食べたが、こちらももれなくウマかった。作り方は上の「和風雑炊仕立て」と一緒で卵を溶いたところに袋の中身を流し込み、ラップをかけてレンチンすれば……

はい、完成。こちらの内容量は190gで見た目は完全に「おかゆ」。食べると優しい味が五臓六腑に染み渡る。味付けも薄すぎずにちょうどよく、ダイエット中でコレを食べていいなら何も我慢することなしだ。

なんと言っても素晴らしいのは完全に米を食べている感覚でストレスゼロであること。これでカレーとか食べられたら、ダイエット界の常識が一気に覆されそうな気配すらある。一体全体、この米もどきはどうなっているんだ……!


・弱点はある?

2つ食べても単純計算で糖質は6gほどと死角はもはやない……と思いきや、個人的な感覚だと売っている場所がそこまで多くないと感じている。しかし、ここまでウマいのだ。今は圧倒的に麺類が多いが、同商品が糖質オフ界を席巻する日も近いのではないだろうか。

それほどにイイので私は鬼リピ待ったなし。麺類のダイエット食に飽きた人は一度試してみることをオススメしたい。マジでウマいぞ!

参考リンク:紀文
執筆:原田たかし
Photo:RocketNews24.


▼「糖質0ごはん風使用 和風雑炊仕立て」の中身はこんな感じ