
「だるま」で有名な群馬県高崎市には、だるまの発祥地とされる「少林山達磨寺(しょうりんざんだるまじ)」がある。なんとこのお寺、本堂が無数のだるまで埋め尽くされているらしいのだ。その姿はとにかく圧巻とのこと。
しかも、だるまのおみくじガチャや絵付け体験もできるようだ。……群馬で育ってきた筆者だが、そんなお寺があるとは知らなかった。エセ県民と言われないよう、実際にこの目で確かめてみねば!
・「少林山達磨寺」への道のり
というわけで、まずやってきたのが少林山達磨寺の最寄駅「群馬八幡駅(ぐんまやわたえき)」。最寄といっても、達磨寺までは徒歩で約15〜20分かかる。
駅前からバスが出ているが、本数はかなり少ない。このときは90分くらい待つことになりそうだったので、運動がてら歩いて行くことにした。……最高気温40度の猛暑日にしばらく歩くのかぁ……。ガンガン照りつける日差しがヤバそう。熱中症などに気をつけつつ、いざ出発!
住宅街を抜けると景色が一変。涼しげな川にちょっとテンションが上がる。汗だくだくの体を洗い流したい気分だ。
橋にちょこんと居座るだるまを発見。車に気をつけてと応援してくれているみたいでカワイイ。
ハァハァ、長ーい橋を渡りきったぞ。おっ! 青空と遠くに見える山々がすごくキレイだなぁ。……徒歩で行くの意外と悪くないかも。夏らしい風景を全身で楽しめるし。
そんなことを思っていたら、いつの間にか少林山達磨寺の総門に到着。あれ、予想より早く着いたな。もっと時間がかかると……ん!?
あっ!
こっからが本番かよーッ!!
な、なげぇ石段……。しかも、なかなかの傾斜でキツそう。でも、木漏れ日がなんだか心地いい。……ふぅ、もう一息だ。読者のみなさんも頑張ってついてきてほしい! お見せしたい本堂まで、あともうちょっと!
よいしょ……
よっこらしょ……
やっとのぼりきった……
と思ったら、まだあった。
石段の前に手水舎(ちょうずや)を発見。
よく見ると柄杓(ひしゃく)がない。コロナの影響だろうか。
チョロチョロ流れる水の音、癒される〜。ひんやりして気持ちいい〜。……よし、お清め完了! そして、最後の石段をのぼると……ついに!
だ
る
ま
じぃー!!!
お待たせしました! そう、ここが少林山達磨寺の本堂であーる! す、すげぇ数のだるま。これはマジですごい。
こぼれ落ちそうなくらいパンパンじゃないか。……なんだかゲーセンでもこんな光景見た気がするな。
本堂の端から……
端まで色とりどりのだるまがギッチリ詰まっていて可愛すぎる! これは圧巻の一言。
ずっと眺めていたいと思うほど素晴らしいが、少林山達磨寺のおもしろさはここだけじゃない。おみくじはもちろん、だるまの絵付け体験も楽しめるのだ。今回はそれらについても紹介していくぞ!
・だるまみくじ
参拝後、辺りを見渡すと超大型だるまの横に……
『だるまみくじ』なるものを発見!
ミニだるまの中におみくじが入ったガチャらしいぞ。小さくてカワイイ。とっても気になるので引いてみよう。
1回400円。……そういえば、だるまを買うのってこれが初めてかも。だるまといったら、やっぱり赤色のがほしいなぁ。
コロンと出てきたのは……おっ! 赤色か!?
!
ピ、ピンクー!
なんだか……おみくじ本体よりもだるまのほうが気になってしょうがない。
おみくじを取り出し、さっそく筆者の運勢チェックだ。
おみくじ引くの3年振りで、ちょっとドキドキする。でもまぁ、こんな可愛らしい色のだるまちゃんだから、いい感じの結果になるでしょ。
いざ、オープン!
まさかの凶!
ヤ、ヤバいッ!
こんなもんソッコー結んでしまおう。見てない見てない、なにも見てない。ただ、ミニだるまをガチャでゲットしただけ。……気を取り直して、オリジナルのだるまが作れるという体験教室に行ってみようじゃないか。
・だるまの絵付け体験
境内にある売店「だるだる」にやってきた。ここでだるまの絵付け体験ができるようだ。
ごめんくださーい。
入店して受付が済んだら、好みのサイズとカラーを選ぶ。小さいほうは税込800円、大きいほうで税込1200円となっている。ちょっと迷うな〜、サイズは小さいほうのがコロコロしてカワイイかな。カラーはさっきのガチャで出てほしかった赤を選択。
Oh……眉毛や髭のないだるまってこんな感じなのか。サッパリしてるままでも “あり” な気がする。
席に通され、スタッフからお寺の歴史や筆の入れ方を教わる。ほうほう、なるほど。だるまの眉毛は鶴で、髭は亀が描かれていたのか!
……最初はちゃんとできるか心配だったが、やり始めるとけっこう楽しい! ちょっと失敗しても、そこから加筆していけば調整部分が “味” になっておもしろい。
見本のだるまのようにはいかなかったが、これはこれでいい感じにできたと思う。だるま発祥の地で、世界にたった1つだけのだるまを作ることができて感動だった。袋に入れてもらい、持ち帰って部屋に飾るとしよう!
・少林山達磨寺を訪れての感想
大迫力の本堂はもちろんのこと、だるまのおみくじガチャや絵付け体験も楽しめる少林山達磨寺。
ただ参拝するだけではなく、その後も境内で思い出に残るような時間を過ごせるのは素晴らしいと感じた。毎年1月に、古いだるまを供養するお焚(た)き上げという盛大なイベントが行われるとのことなので、そのときにまた訪ねてみたいと思う。
もし、読者のみなさんも群馬県高崎市を訪れることがあったら、この少林山達磨寺に行ってみるのも一興だぞ!
参考リンク:少林山達磨寺
執筆:古沢崇道
Photo:RocketNews24.
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古沢崇道


































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