コンビニエンスストアはどのブランドも、遠くからでも見分けられる外装をしている。たとえば、セブンイレブンはオレンジ・緑・赤の3色ライン、それにレンガの壁が目印。ファミリーマートなら、黄緑・白・水色の3色がコーポレートカラーになっている。

ローソンなら水色にピンクのライン。そこにアルファベットで「LAWSON」と記されている。ロゴにミルク缶マークが描かれていれば、そこはもう間違いなくローソン!

……のはずなのだが、私(佐藤)が最近遭遇した、東京・青海の店舗は違った! 外装は明らかにローソンなのに、そこはローソンじゃなかったんだよ。どういうことだ!?

・ローソンじゃなかった!?

その日私は、さびれていると噂されている江東区青海周辺の様子をたしかめるために、この界隈を歩いていた。

お台場の商業地域を離れると、この辺は全然人がいない。お店もない。ゆりかもめの駅周辺には飲食店も多少あるが、お台場方面と比べると極端に少ない。

住んでいる人や働く人たちは、不便じゃないのかな?


そんなことを考えながらトボトボ歩いていると、コンビニらしき店舗が見えてきた。あの配色は、もしかしてローソン?


砂漠でオアシスでも見つけたように、私は喜んだ! 横断歩道で左右の安全をたしかめつつ、小走りで店舗へと向かったのだ。

よく見ると、ローソン(LAWSON)にしては文字数が多く見えるのは気のせいか?


さらに近づくと……ローソンじゃないぞ!? あれはなんて書いてあるんだ?


「PORT STORE」だと!


このミルク缶ロゴはローソンのもののはず。なのに「LAWSON」と記されていない。これは一体……。


私の脳裏には、昨年末の忘年会で利用したコンビニ型の撮影スタジオ「MULTI MART」がよぎった。けど、ここはスタジオではない。ちゃんとした店舗だ。


・たぶん、このローソンでしか売ってない

実はここ、東京港湾福利厚生協会がローソンと提携して出店しているコンビニなのである。港湾労働者のための福利厚生施設として店舗を運営しているのだとか。その協会は非営利団体で、特定の民間企業のロゴをそのまま掲げないようにしているため「PORT STORE」と名乗っているそうだ。

店に入ると、おおむね通常のローソンと品揃えは変わらない。だが、ここならではの商品も取り揃えており、たとえば軍手や靴下、タオルなどのほか、作業靴やヘルメットまで置いている。

作業着屋で売られているような品がここで買えるのは、働く人にとっては有難いはずだ。私はアイスのミルクワッフルコーンと駄菓子の詰め合わせ、それから寅壱のタオルを購入した。


寅壱のタオルが買えるローソンは、全国でもここだけかも? 見たら、ロゴが貼り付けてあるぞ!


寅壱のタオルを巻いて食べるアイスは最高だ!


そんなわけで、都内で利用できるローソンの激レア店舗なので、お台場・青海方面を訪ねる機会があれば、立ち寄ってみて頂きたい。


・今回訪問した店舗の情報

店名 PORT STORE青海
住所 東京都江東区青海4-4-1
時間 24時間

執筆:佐藤英典
Photo:Rocketnews24