サブスクリプショォォォオオンッッ! みんなサブってるか? 初めましてだな。サブスクにとても興味がある男、サブスクマンだ!! サブスク全盛の2022年、満を持して俺もサブスク解禁することにしたぞ。記念にもう一発。サブスクリプショォォォオオンッッ!!

現在、俺が契約しているサービスはNetflix、Amazonプライム、Spotifyといった映像・音声コンテンツがメインであるが、世の中には他にも様々なサブスクが存在しているらしい。それらを初月分だけサクッと試してみたいんだよ、俺ぁ。

というワケで最初にサブってみるのは、石川鋳造が手掛ける肉の定期便「お肉のサブスク」だ!

・日本初

“世界一お肉がおいしく焼ける” のキャッチフレーズで有名な「おもいのフライパン」を販売する石川鋳造が、2020年にスタートしたのが「お肉のサブスク(定期便)」である。同様の肉サブスクは他にもあれど、その元祖と呼べるサービスが「お肉のサブスク」なんだそうだ。

レギュラーコース(月額税込10800円)」「バラエティコース(月額税込10800円)」「プレミアムコース(月額税込21600円)」の3つのコースがあり、今回、俺が試したのは牛肉が届くという「レギュラーコース」。いずれも送料込みの価格となっている。

「お肉のサブスク」は15社の肉屋が産地にこだわらず商品を厳選しており、毎月29日にランダムで届くシステムだ。まだかまだかと待つこと数日……。ついに荷物が冷凍便で我が家にやって来た。ドキドキしながら開けてみると、サ……サ……


サブスクリプショォォオンッッ!

・肉フェス

さすがプレミア肉、ほとばしるオーラだ……! が、しかし。解凍方法がしっかり書かれていないのはバッドサブスクだな。バッサブ! どうするのが正解なのかよく分からんので、とりあえず冷蔵庫に半日以上置いておいたぞ。それでは解凍した状態でメンバー紹介いくぜ!


常陸牛サイコロステーキ!


常陸牛カルビ!


厳選国産牛サーロインステーキ!


厳選国産牛ランプステーキ!

あとは藻塩と牛脂、オススメの焼き方が書かれた用紙。以上だ! なるほど、何をどう間違えてもウマそうなルックスであるが、ここで時間をバック・トゥ・ザ・サブスク。実は「お肉のサブスク」には、もう一つ大きな特徴があることを言い忘れていた。

・特典あり

聞いて驚け。なんとサブスク契約者は期間中、「おもいのフライパン(20センチ)」を無料でレンタルすることができるのだ(ただし送料はこちらが負担)。約3年待ちと言われた伝説のフライパンが即届き、しかも契約している間ずっと使えるってのはありがたい話である。

で、実際に俺もレンタルしてみたんだけど、使った感想については後日、別の記事でお伝えする予定だからそちらをご覧いただきたい。なぜかって? 長くなるからに決まってんだろ! この記事も倍以上のボリュームになるぞ。ページをまたぐぞ。それより早く肉を焼かせてくれい!!

・実食

というワケで、とにかくじゃんじゃん肉を焼いていきたい。まずは一口サイズにカットされた『常陸牛サイコロステーキ』だ。強火で熱したフライパンで両面を軽く焼いたら完成。食べてみると……


脂の旨みがスゲェ! 臭みも一切なし!!


続いて『常陸牛カルビ』。サシ(脂身)が細かく入っている。こちらもサッと焼いて完成。


ぶっちゃけ普通! スーパー ≦ これ < 焼肉屋!!


お次は『厳選国産牛サーロインステーキ』。赤身と脂身のバランスが絶妙。


ウマい! が、ちと薄い!!


最後は『厳選国産牛ランプステーキ』。キメ細かく、見るからに上等な赤身肉。


今日一のウマさ! 柔らかく満足度高し!!


──以上、猛烈な駆け足で紹介してみたが、結論を言うと「レギュラーコース」に関しては値段相応という印象が強かった。厳選牛肉4種とクール便の送料、そして何が届くか分からないワクワク感の合計が税込10800円。割安でも割高でもない、極めて妥当な金額と言えるだろう。

ただし、解約手続きがサイト上で出来ないという点は大きなマイナスだ。解約希望者は電話かメールで問い合わせる必要があり、さらにフライパンをレンタルしている場合は、まず返却しないと手続きをしてもらえないため注意が必要である。

でもまあ、それ以外は特に不満はないかな。例え同じ肉であろうが、自分で買ってくるのと毎月ランダムで送られてくるのとでは、楽しさの度合いがまるで違う。「お肉のサブスク」は、そういった体験込みのサービスなんだろう。うむ、まさに人生を豊かにする系サブスクであった。

いやぁ、食べ物のサブスクは初めてだったけど、概ね満足だったな。というワケで今回はここまで。次は何のサブスクを試してみようか? 気が向いたらまた更新するのでお楽しみに! それではまた会おう。サブスクリプショォォォオオンッッ!!

参考リンク:お肉のサブスク
執筆:サブスクマン(あひるねこ)
Photo:RocketNews24.


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