皆さんはもう、バーガーキングが2022年7月8日から28日の期間限定で販売している「マキシマム超ワンパウンドビーフバーガー」を食べたかな? 

圧倒的ボリュームで満足だった? 結構。しかし、そこで満足していては初心者。私のようなプロはさらに上を行く。今回は皆さんに究極の「マキシマム超ワンパウンドビーフバーガー」を……とやろうとしていたら、すげぇ事実を掘り当てちまったぜ……!!

・経緯

きっかけは、先日マックの「ギガビッグマック」に関する、【圧倒的】ただのギガビッグマックで満足するのは早い / 本番は究極形態を食べてから という記事。

こちらで紹介した裏技的なモノは、ギガビッグマックとは無関係に、マックでバーガーを買う際にはいつだって有用。未読の方は是非チェックしてみてくれ。

あの記事がそれなりに好評だったのに気を良くした私は、特に深く考えず、バーキンでも似たような方向で攻めてみようと思い立ったわけだ。


・バーキンのカスタマイズ

ご存じの方には今さらだろうが、そうでない方も多いだろう。実はバーキンはマック以上にカスタマイズに寛容。いくつかの野菜やソースは1.5倍まで無料で増量できるし、パティ・ベーコン・チーズなども有料で増やせるのだ。

無料なアイテムを増やすときは、オーダー時に「ヘヴィ」と伝え(例「レタスとオニオンをヘヴィで」)ればやってくれるぞ! 何が増量可能かわからず、可能なものを全て増やしたい……的な場合は「オールヘヴィ」と伝えればOK。

有料で追加する場合は「アド」と言い、「ワッパーパティをアド」とか「トマトをアド」と言えばOK。積んだ金の額だけバーガーもハデにできる。それがバーキンだ。

隠し味は資本主義ってね。アドできる具材と、それぞれの値段は各自でお店に聞いてくれ。ということで、とりあえずデフォルトの「マキシマム超ワンパウンドビーフバーガー」をオールヘヴィで……とできればいいのだが、残念ながらこちらはカスタマイズ対象外。

そこで今回は、ノーマルのワッパーをカスタマイズして「マキシマム超ワンパウンドビーフバーガー」を再現。それをオールヘヴィして、オリジナルよりもウマい究極の「マキシマム超ワンパウンドビーフバーガー」を生み出せるか試してみることに。

そのためには、まず「マキシマム超ワンパウンドビーフバーガー」の内容を把握する必要がある。ということでオーダーし、詳細を調査&記録。


そして翌日。再び同じ店舗に赴き、こんどは前日に得た「マキシマム超ワンパウンドビーフバーガー」の情報をもとに、カスタマイズで再現。ここからは両者のバーガーの比較をお見せしつつ、最後の衝撃の光景まで順にご案内しよう


・マキシマムの秘密

カスタマイズの内容はワッパーをオールヘヴィで、ベーコン2セット、チェダーチーズ4枚、ワッパーパティ3枚をアドというものだ。便宜上、こいつをカスタムと呼ぶぞ。

「マキシマム超ワンパウンドビーフバーガー」は、ベーコン4枚にチェダーチーズ4枚。そしてパティが4枚だと公式HPに書かれている。ということで、少なくとも肉系とチーズの量は同じはず。

写真は上が「マキシマム超ワンパウンドビーフバーガー」で、下がカスタム。まずは重さをチェック。カスタムの方が重いが、まあ誤差ではなかろうか。


バンズの質やバーガー自体のサイズは同じようなものだ。


パティも違いは見受けられず……


ベーコンとピクルスの量も完全に一致。


トマトとオニオンもこの通り。ピクルスとオニオンが完全一致だったことから、「マキシマム~」の野菜の量はオールヘヴィ基準だったもよう


食べ応えも両者に違いは見いだせなかった。もちろん何か気付きづらい要素に違いがある可能性は否定できない。しかし肉とチーズが味覚の全てを持っていくので、検知するのは困難だろう。

例え何か未知の違いがあったとしても、食べた感想に影響するようなものではないと考える。ウマさとボリュームに関して、両者に差は無いと結論付けたい。「マキシマム超ワンパウンドビーフバーガー」とカスタムは、バーガーとして同格! 水と一酸化二水素くらい似た存在。


そう思うのだが……





参考リンク:バーガーキング
執筆:江川資具
Photo:RocketNews24.

▼秒で紛失して写真すら撮っていなかったが、このバーガーの上にボケて写ってるステッカーが300円という見方もできる。