ワークマンのアウトドア用品コーナーで「1500円のレジャーシート」を見つけた。ペラペラのやつではなく、帆布(はんぷ)にロウソクなどの原料に使われるパラフィンを染み込ませたタフなシートだ。汚れや水に強いからキャンプや海水浴等で役立つらしい。

商品名は「パラフィン帆布フィールドシート」。数カ月前に登場したものの、かなりの人気でずっと売り切れていたという。たしかに見かけなかった……もしかすると夏前に再入荷したのかも。だったら今がチャンスってことで買ってみたぞ。特徴は以下のとおりだっ!

・タフなレジャーシート

だいたい何でもタフな方がいいに決まっている。レジャーシートなんかタフ過ぎるくらいでちょうどいいだろう。そういった意味では、常に過酷な使用状況に耐えうる “タフ” な商品を世に送り出すワークマンのレジャーシートは期待していいはずだ。

バッグやテントの素材にも使われている帆布は、耐久性があって使うほどに味わいが増すという。ちなみに使う前から、折り目や擦れている部分に白い跡(チョークマークと呼ぶらしい)が付いていて、これがパラフィン加工独特の味わいなのだとか。なるほど、この “味わい” が増すんですね。

頑丈であるがゆえにちょい重たい。しかしこのパリッとした硬い生地は、これまで私が使っていたペラペラのものより遥かに頼りがいがある。地べたにそのまま広げて荷物を置くのも良し。テントの下に敷いたら、地面のボコボコによりテントの底が傷つくのを防げるだろう。

また、公式サイトの商品説明に「乾いているように見えて実は湿っている土や芝生にも」と書いてあるように、湿り気のあるイヤな場所でも余裕。気にせず地べたに座ることができるってわけ。実際、夜露もまったく染みることなく快適に使用できた

んで、1時間ほど芝生の上で使用した後に、シートを干して裏面をチェックしたところ……ほぼほぼ濡れておらず。安いブルーシートなら泥汚れが気になっていたに違いない。翌朝、もう1度干して確認するもダメージは限りなくゼロ。うむ、素晴らしい。

アスファルト舗装している場所に敷いても問題なし。生地が分厚いためデコボコが気にならない。ほんのり残る白い跡は味わいとなるはずだ。たぶん。まとめると小石が多い場所や水辺でもOK、なんなら悪天候でも頼りになるだろう。無骨なデザインも魅力的ィィ。

サイズは幅100センチ・奥行き140センチ。1人(ソロ)なら十分、2人でもなんとかなりそうなサイズ感。四隅のハトメにペグ(地面に固定する杭)を打ち込めば固定できるから、花見やピクニックなど複数人で使う場合は2〜3枚広げて使うといいかもね。

そして意外とコンパクトに折り畳めるのもグッド。思ったより持ち運びは楽チンである。海でも山でも使えるタフなレジャーシート、カラーはベージュとオリーブの2種類だ。どっちも人気なので見つけたらラッキーだと思うべし。気になった方はお早めに!


参考リンク:ワークマン「パラフィン帆布フィールドシート」
執筆:砂子間正貫
Photo:RocketNews24.