つい先日、都内にてワークマンの「キャンプギア & 春夏新製品発表会」が開催された。いよいよキャンプ市場に本格参入である。ワークマンならではの「ハードな使用環境で力を発揮するプロ品質」と「圧倒的な安さ」を武器に “キャンプ初心者” の取り込みを狙うのだとか。

会場に足を運んだ私は、テントや寝袋などの基本アイテムをひと通りチェック。その後、オンラインショップで注目アイテムを何点か購入した。今回ご紹介するのは、目玉中の目玉アイテムと言っていいだろう……「BASICドームテント1人用(4900円)」であるっ!

・ソロキャンプ用の本格テント

「BASICドームテント」はオンラインショップ限定のアイテム。ネットで注文した後に店舗で受け取るという流れで、ついでに寝袋等も購入したのだが、それはまた別の機会に紹介する。今回の主役は1人用のテント。流行りの「ソロキャンプ」で使えるテントだ。


同商品は言うまでもなく「ワークマンが開発したテント」なので、ウェアにも採用されている撥水素材を使っているのが特徴。聞くところによると、ウェアで培ったノウハウを応用することで「高機能」と「低価格」を実現したのだとか。ワークマン強ぇぇ。


さて、店舗で商品を受け取って……そのままの勢いで近所の原っぱへ。さっそくテントを組み立ててみるぞ。初心者向けの1人用テントを選ぶ際のポイントは、デザインや機能以上に「組み立てと撤収が簡単なこと」が挙げられる。しっかり確認しておこうではないか。


「BASICドームテント」は6色展開で、私が購入したのは「キャメル」だ。収納ケースはコンパクトで持ち運びは楽チン。重量は約2.5キロとのこと。うむ、軽い。


収納袋の中には、メインとなる「インナーテント」と「ポール」の他に、テントを覆う「フライシート」や固定用の「ペグ(地面に打ち込む杭)」「ロープ」、そして説明書が入っていた。たとえ面倒でも、組み立てと収納の手順は確認しておくこと。


ざっと設営の流れを説明しておくと、インナーテントを広げたら……


メインポールをクロスして(ポールの端っこをテントのリングに差し込む)立ち上げて……


インナーテントのフックをポールにかけて固定する。ポールが交差している部分にテントのひもを結んでおく。


その後、風上より順にペグを打ち込みテントを固定。ここまでできたら、ほとんどOKだ。


その後、フライシートをかぶせたら付属のロープを張ってテントが飛ばされないよう固定する。でもって、キャノピーポール(テント入口のひさし用のポール)もロープで固定したら完成だ。商品ページの組み立て動画も分かりやすい。初心者の方でも問題なく設営できるはず。


あ、言い忘れていたが、私はひさしの高さを上げるために「キャノピー延長ポール(299円)」を使用している。ひさしの高さは超重要。安いのでぜひ試してみてほしい。


他に1500円の「コンパクトローチェア」と、WEB限定の「ワイド耐熱フィールドテーブル(3500円)」も持ち込んだ。


つまり約1万円で……


ソロキャンプに必要なアイテムが揃うってこと。


天井にはフックも付いていて、ランタンやスピーカーを吊るすことが可能。さらに寝袋(1500円)も買ったら泊まることもできる。テント内は横長(215センチ)で、180センチの私もまったく狭さを感じなかった。

・まずはテントがおすすめ

キャンプに興味のある方は、ワークマンでスターターセットを揃えてみてはいかがだろうか。まずは主役となる「BASICドームテント」を選んで、それから寝袋やイス、テーブル……といった感じで、順番に揃えていくと楽しいぞ。安くて機能性も十分。かなり使えると思う!


参考リンク:ワークマン「BASICドームテント」
執筆:砂子間正貫
Photo:RocketNews24.

▼撤収も簡単でした!