先日、東京・渋谷駅前交差点の「天津甘栗」を初めて食べた。それ以来、社内の一部でひそかにブームが起きている。甘栗ブームが!! 調べたところ、都内でもまだ専門店が存在していると判明。そこで、急遽第1回甘栗品評会を開催するに至ったのだ!

都内4店舗のなかで、もっとも美味いお店はどこだ? 厳しい審査員3名がジャッジを行った!!

・都内4店舗の甘栗食べ比べ

まずは購入店舗を紹介しよう。


甘栗太郎(秋葉原店)、イシイの甘栗(浅草店)、天津甘栗(渋谷ハチ公前本店)、比沙家(JR新宿店)


そして購入商品はそれぞれ以下の通り。ほぼ同一の価格帯で統一した。


甘栗太郎 340g 1080円、イシイの甘栗 350g 1000円(キャンペーンで20%増量)、天津甘栗 400g 1000円、比沙家 300g 1080円


栗を並べてみるとサイズの違いは一目瞭然。甘栗太郎・天津甘栗がほぼ同じサイズであるのに対して、イシイの甘栗はひとまわり大きい。比沙家はさらにデカい。

先の3つのお店が中国産の栗を使用しているのに対して、比沙家は「京やきぐり」、つまり国産を使っているためほかよりも大きいのである。


皮をむくと色見も異なっている。使用している機械や焼き時間の影響によるものではないだろうか。


そして厳正なる審査を行うのはコイツらだ!!


ロケットの甘栗ブーム火付け役のこの私、佐藤英典!

佐藤「オリャーーーー!!!!」


何でも1度ハマったら、ひたすらハマり続ける底なし男、GO羽鳥!

羽鳥「ドリャーーーーーーー!!!!」


自然を愛し、自然に愛された男。野生児、砂子間正貫!

砂子間「トリャーーーーーーーーーー!!!!!」


!!!! 俺たち甘栗大好きトリオ !!!!


この3人が厳しくジャッジしちゃうぞ!


・ジャッジタイム!


佐藤「じゃあさっそく甘栗食うぞ!」



羽鳥「早く食わせろ!」

砂子間「早く食わせろ!」


佐藤「じゃあまずはコレ! この前、食べた渋谷の天津甘栗だな」


羽鳥「ではさっそく……。うん、安心の味! これぞ甘栗って感じだな」


砂子間「食べ覚えのある味。逆にいえば記憶に残る味……


佐藤「じゃあ、次はコレ! 甘栗太郎」


羽鳥「おお! 全然違う!! なんていうかギュッとしてる。実がしまってるっていうの?


砂子間「食感違うっすね! ホックリしてるっていうか、なんていうか……」


佐藤「次はコレ! イシイの甘栗」


羽鳥「これまた違う! これは実の中の方が柔らかくてふっくらした感じだ」


砂子間「ああ~……、違うなあ。こんなに違うんだ。歯ざわりがとても柔らかい。たしかにふっくら」


佐藤「最後はコレ! 比沙家」


羽鳥「これだけ断然デカいもんなあ。味は……、美味い! これ圧倒的!!、ほぼマロングラッセ」


砂子間「規格外っすね。口の中に入れると完全に栗で満たされる。う~ん、おいしい」


ということで、3人で食べ比べてそれぞれ1番気に入ったものを挙げた。その結果はこうだ!


佐藤「渋谷の天津甘栗どえ~す! これぞ甘栗って感じ~!!」


羽鳥「比沙家だ! ぶっちぎり! これウマすぎだッ!」


砂子間「安定! 安定の甘栗! 渋谷の天津甘栗じゃい!」


という訳で意見がわかれたが、どの栗も無限に食える気がするほどクセになる美味しさだった。ぜひ自分でも食べ比べをしてみてほしい。自分好みの甘栗を発見できるかもよ!

執筆:佐藤英典
Photo:Rocketnews24