耐え難きを耐え、忍び難きを忍ぶダイエット。ダイエットの方法はさまざまだが、近頃は糖質制限をする人も多いと思う。しかし、私のようなお菓子大好き系のダイエッターには厳しい現実が待っている。お菓子、糖質高すぎ問題……。
甘いものは糖質オフ系のお菓子が増えてきたが、困るのはスナック系である。ときにはスナックをむさぼりたい。「スルメやおしゃぶり昆布、ナッツじゃだめなんですか!?」という意識の高い声が聞こえてくるが、それじゃダメなんです。
「痩せたいけどスナック菓子が食べたいよ〜〜〜〜!!」というお菓子大好き&意志弱い系ダイエッターに救世主が現れた。マツキヨの糖質オフスナックである!
・マツキヨの糖質10g以下シリーズ
以前からマツキヨは、オリジナルブランドでプロテインドリンクなどを発売している。ダイエッターやボディメイクをしている人には、マツキヨオリジナルの優秀さはけっこう知られているかもしれない。
今回紹介するのは糖質10g以下のスナック2種。
・糖質○gパスタスナック シリーズ(全4フレーバー/ 各150円)
・糖質○gスティックスナック シリーズ(全2フレーバー / 各198円)
フレーバーによって糖質量が違うので、○に入る数字は異なるが、すべて10g以下に統一されており、カロリーも100kcal前後になっている。
「あー、糖質オフ系のスナックったって、どうせ高いのに量が少なくて味が薄くて美味しくないやつでしょ?」と思ったダイエッターは多いと思う。この糖質オフスナックは、ちゃんと美味しいので安心してほしい!
1. 味のバリエが多くて濃い
まず、この糖質オフスナックは味のバリエーションが多い。
パスタスナックは
・カルボナーラ味(糖質6.8g)
・アラビアータ味 (糖質6.9g)
・ペペロンチーノ味(糖質7.0g)
・ナポリタン味(糖質7.7g)
の4種類。ダイエット中はこういう味のパスタって食べられないのでいいところを突いてきてると思う。ちなみに、この中で一番味が濃いのはナポリタン味。私は辛味とガーリックのきいたアラビアータ味が好き。
スティックスナックは
・クアトロチーズ味(糖質9.3g)
・昆布だし醤油味 (糖質9.9g)
の2種類。こちらは洋風の味だけでなく、和風の味を出してくるところがニクイ。
こういう糖質オフスナックは味のバリエーションが少なく、なおかつ「これほんとに味ついてんの?」というくらい薄味のものや、なぜか一瞬で味が消えるものが多いが、マツキヨオリジナルは、かなりしっかり味がついている。気分によって味が選べるので飽きずに食べられる。
2. スナックならではのバリバリ感
味はもちろんだが、食感も大事である。糖質オフスナックは、スナックらしい食感が楽しめないものもある。
まず、パスタスナックのほうは、パリッパリのザックザクで食感がよく、小麦の風味も楽しめる。パッと見の量は多くないのだが、とにかく噛みごたえがあるので、「あ〜、もっと食べたい!」という飢餓感が煽られずに済む。
そして、スティックスナックはクラッカーのような食感。味付けもパスタスナックよりかなり濃い目。おからパウダーを使っているので、少しの量でもめちゃくちゃお腹にたまる。ひと袋食べ終わる頃にはおなかいっぱいに……。
3. 値段が手頃
パスタスナックは27g入りで150円、スティックスナックは44g入りで198円。
スーパーで買うスナック類よりは少し値がはるものの、一般的なダイエット系のお菓子に比べるとこの値段はお手頃だと思う。
ダイエット菓子を買っているとき特有の「なぜ味の薄いお菓子を高い値段を出して買っているのか……」という悔しさがない。
4. ロカボプラス認定商品
さらに、マツキヨの糖質オフスナックは、食物繊維を10g以上摂取できるようになっていて、「ロカボプラス」マークの認定商品になっている。
1食あたりの適正糖質(1食20~40g 、間食10g)の商品につけられるロカボマーク。コックさんの形をしたマークを見たことがある人も多いと思う。
「ロカボプラス」は糖質量の条件に加え、たんぱく質や食物繊維の含有量など、5つの条件のうち1つ以上を満たした商品のみ認証されるマーク。
超簡単にいえば、低糖質+栄養補給ができる食品に付けられるマークといった感じ。
・ちょっとしたデメリットも
そんなこんなでダイエット中のスナック菓子としてはメリット多めなのだが、ちょっとしたデメリットもある。
それは、食べたあとにいつも以上にガスが出るということだ……。
食物繊維が多いせいか、腸のはたらきが活発になるのはありがたいものの、けっこうお腹がグルグルになるので、デートや会議の前に食べるときは注意されたし。
それ以外は、美味しくてスナックらしい満足感も得られるナイスなお菓子だと思う! ダイエット中だけど、ど〜〜〜してもスナックが食べたくなった人はマツキヨに走れ〜!
参考リンク:matsukiyo LAB
執筆:御花畑マリコ
Photo:RocketNews24.