推奨レベル85とはこういうことか。そう実感したドラクエウォークのプレイヤーは多いことだろう。なんのことかって、2022年1月31日からメガモンスター討伐に登場した「豪氷天グリザード」だ。こやつが尋常じゃないくらい強い!!
ナメてかかると即死、ナメてかからなくても即死だけに、もはや手も足も出ない人だっているんじゃなかろうか。東京・新宿でプレイした私は初戦こそ数の暴力でなんとかなったものの、これってソロ討伐するなら相当キツいんじゃ……?
・グリザードの攻撃パターン
ということで、そのことを確かめるべく実際にソロ討伐をしてみたのが今回の話である。とりあえず挑む前に初戦を振り返っておくと勉強したのはざっくり2つ。グリザードの攻撃パターン、そして……
『破邪の大魔法書』を装備していないと無理ゲーということ。『破邪の大魔法書』はイベントを進めることで手に入る(終了後もグリザードの「氷魔の結界」を破るアイテムは別途入手可能)ので持っていない人は先にゲットしておくことをオススメしたい。
なお、私が確認したグリザードの行動パターンは、マヒャドを主体としてマヒャドストーム、さらにはマヒャドの暴走。これだけならまだいいが……
「しっぽをたたきつける」が地味に厄介で、回復役が行動不能になると大ピンチに陥ってしまう。しかもしかも……
イオナズン、それから……
一撃必殺のコキュートスを放ってくる。いつ何時も油断ならず、唯一のサービスタイムは通常攻撃×2くらいなものだった。
ちなみに『破邪の大魔法書』を装備していないとコキュートス・絶で瞬殺されるほどのダメージを受けるため、持っていないまま挑む人は復活でジェムを散財する覚悟をしておいた方がいいかもしれない。
・ソロ討伐をやってみた
さて、前置きが長くなってしまったが、ソロ討伐の結果をお伝えしていくとしよう。ヒャド系対策、転び対策をパーティ全体に施していざ実戦!
おたすけは当然のごとくイツメンだから、この時点で絶望感がハンパない。そのため、自分のすべてを出し切る覚悟で挑んだ……が!
一発目のコキュートス(HP半分くらいで放ってくる?)であっという間に壊滅寸前。なんとか回復を試みるも、為す術がないのでギブアップ。まだ「せかいじゅのしずく」を使っていないこともあって、全回復してからもう一度討伐にチャレンジした。
・2度目の挑戦
いかにレンジャーの影縛りが発動してくれるか。神頼みの要素も含めるなか2度目の挑戦が開幕すると、これまた初回同様にグリザードの攻撃が容赦なく降り注いできた。しかし、一度やったミスはもう繰り返さない!
グリザードが「まわりの空気がしんと張り詰めていく……」となると、次のターンで「しっぽをたたきつける」から「コキュートス」を放ってくるのは織り込み済み。HPにメチャンコ余裕がない限り、防御してとにかく耐え抜いた。
その後も一進一退を繰り返しつつ「せかいじゅのは」を使いまくり。とにかく万全な状態をキープすることに精力を注いでいると、ようやくゴールが見えてきた……
かに見せかけて……
それでも全滅したから泣きながら200ジェムを使って復帰。あと1センチのHPがなかなか減らないなか、またしてもグリザードの猛攻に晒された。そしてついに……
討伐!
どうにかこうにか倒せたものの、やはり一筋縄ではいかず。途中、他のプレイヤーが1人参戦してくるも瞬殺されて戻ってこなかったため、結果的に1人で10万ダメージを与えることとなった。いやぁ、強かった……。
こころこそいつものDだったが、久しぶりにドラクエのボスを攻略している実感が湧いたのは私だけだろうか。ほこらのゴールデンゴーレム(推奨レベル80)然り、最近歯応えがないな〜と思っていたプレイヤーにはやりがいのあるボスだと思う。
・かかった時間は……
ちなみにソロ討伐にかかった時間はおよそ18分という長丁場。なかまモンスターのダメージ(1日1回のやつ)があればもう少し楽に討伐できただろうが、いずれにしてもグリザードが史上最強なのは間違いない。
位置ゲーの宿命よろしく、田舎は厳しい戦いになるかもしれないけど討伐した時の喜びはひとしお。ソロでも倒せなくはなかったので、自身の腕、そしてアイテムとジェムに余裕があるなら積極的に挑んでみてはどうだろう。目指せ、こころS!
参考リンク:ドラクエウォーク
執筆:原田たかし
ScreenShot:ドラクエウォーク(iOS)
▼挑んだパーティの装備はこんな感じ(パラディン、レンジャー、バトマス、賢者)
▼こころ、心珠