実は2019年ごろ、私は長年の夢である “スナック開店” に向けて物件探しをしていた。ところがコロナ発生により計画は頓挫。もしタイミングが半年ズレていたら……と思うと、逆にものすごくラッキーだったなぁ、としみじみ感じる。
相変わらずのコロナ禍とはいえ、今年は相撲観戦や旅行にも行けた。昨年の苦労を思えば、2021年はかなり生きやすい一年だったように思う。私の個人的・今年の漢字はズバリ「謝」だ。生きてるだけで丸もうけ……そんな感謝の1年間で私が執筆した記事のうち、個人的なお気に入り記事を5つ振り返ってみたい。読んでくれたみんな、ありがと〜〜〜!!!
・【大惨事】『チョコフォンデュメーカー』で男子にサプライズを仕掛けたら … 心が壊れそうになった / バレンタインはくれぐれも計画的に!
いつもお世話になっている職場のみんなに感謝の気持ちを伝えたい! ってことで、ドンキの『チョコフォンデュメーカー』を購入した私。しかしチョコフォンデュ作りは想定外の大失敗に終わり、あわや記事そのものもボツ寸前のピンチに陥ってしまった。
その時、ふと脳裏に浮かんだのは「悪いネタで記事が書けてこそ一人前」という言葉。これは当サイトの佐藤記者がいつか発した格言である。結果、私はあえて “ありのままの出来事” をそのまま記事化。今振り返ると、ライターとして一皮むけたタイミングだった気がする。佐藤先輩、ありがと〜〜〜!!!
・【放送コード限界】1カ月休まず『シーマン』を世話し続けた結果 … 心臓が3回止まりかけた / シーマン育成記②
2021年前半、私の生活はシーマンを中心に回っていたと言っても過言ではない。ほんの少し世話を怠っただけで容赦なく死滅するシーマンたち。彼らは私に「命をあずかるということ」の意味を教えてくれた。結局現在もクリアには至っていないので、年が明けたら再びイチから育て直そうと考えている。シーマンたち、ありがと〜〜〜!!!!
・【え?】「スペインで唯一の漫画雑誌」が色々と謎すぎたので … スペイン人漫画家「アキラ・パンツ先生」に問い合わせてみた結果 → 泣いた
ひょんなことからインタビューさせて頂いた、スペイン人漫画家のアキラ・パンツ先生。彼女の言葉の端々からは、日本人の知らない「本当の意味でのクール・ジャパン」が垣間見えた。できれば日本政府の方に読んでほしい一本である。アキラ・パンツ先生……ガチでありがとうございました! いつか必ずお会いしましょう!
・【昭和の名曲検証】女が1人でエーゲ海へ行ったら「魅せられる」のか?
「死ぬほどバズるぞ」と確信しながら執筆したのに……蓋を開けるとカスりもしなかった本記事。しかし一部の昭和生まれからは熱狂的な支持を受け、「感動した」との声が編集部に多数寄せられた。たとえ数は少なくとも、誰かの心に残る記事を書いてゆきたい。中高年のみんな、ありがと〜〜〜!!!
・【旅のラスボス】日本へ帰国するためエジプトでPCR検査を受けようとしたら … 「日本人でスマン!」と現地の人に平謝りするしかなかった
初めてのエジプト旅行。俗に “世界三大ウザい国” と言われるエジプトの人たちにはずいぶんと……その……ボッタくられたものである。しかし最終的には、それらを全て清算して余るほどエジプト人たちのお世話になった。エジプトの人たち、本当にありがと〜〜〜!!!
・新たな夢を探して
なお余談だが自粛生活の後遺症か、私はあれほど好きだったお酒が最近あまり飲めなくなってしまった。よって長年の夢だったスナック出店計画はご破産。来年は新たな夢を探す年にしたいと思う。1年後の記事でご報告できますように……!
それでは皆さん、今年も本当にありがとうございました!
執筆:亀沢郁奈
Photo:RocketNews24.
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