いざという時に役立つ防災用品は “正しく使うこと” が重要だ。間違った使い方をすると効果が半減するだけでなく、逆に危険になる場合もあるらしい。非常時にパニックになって思考が停止してしまう前に、普段から防災アイテムに慣れ親しんでおくべきだろう。

そういえば先日、ホームセンターのカインズで1980円の『緊急避難セット(11点入り)』を購入したのだが……見たことのない「はじめまして」のアイテムも入っていた。てことで今回は、中身を紹介しながら、使い方がいまいち分からないアイテムは実際に使ってみるぞ。

・カインズの「HIGORO 緊急避難セット」

カインズでは数種類の防災用品セットを販売していた。その中から選んだのは “オフィス内に備蓄として” と書いてあった11点セット。無印良品も11点で定価3990円(20%オフで購入した)だったから、約半額のセットということになる。気になる中身はというと……

・持ち出し袋
・LEDライト
・カッターナイフ
・軍手
・ロープ(3メートル)
・ホイッスル
・マスク
・防寒保温シート
・レインコート
・携帯用トイレ
・スモークシャットアウト


──以上の11点だ。無印のセットと同様、すべてのアイテムを「持ち出し袋」に入れておけるのが特徴なのだが……無印よりも緊急時に使えそうなアイテムが揃っている印象。無印は除菌シートや耳栓など「避難所」で使えるアイテムが多く、カインズは……


現場で使えるアイテムに特化している。たとえば「ホイッスル」は、閉じ込められた場所から助けを呼ぶのに使えるだろう。マスクは「とりあえずの1枚」ということだろうか。


そしてやはり「携帯用トイレ」は用意しておきたい。先日、たった3時間の停電でも「トイレどうしよう……」と思ったほどだから。


先述したように、使用方法をそれぞれ確認しておいた方が良い。買ったまま保管してしまうと、いざという時にパニックになるかも……というのも、LEDライトは単4電池が3本必要だった。このままでは使えない。スグに使えるように準備しておくべし。


カッターとLEDライトは、パッケージから出しておいた。これでスグ使える。これだけで全然違うのだ。


防寒保温シートは防災グッズの定番品。無印のセットにも入っていたから使い方はバッチリ。ブランケットのように使うことで、体温低下が防げる優れモノである。説明書にサッと目を通して問題なければ「持ち出し袋」へ。


で、なんとなく使い方は想像できるものの「はじめまして」だったアイテムが、『スモークシャットアウト』。火災及び有害な煙から身を守るアイテムで、スーパーの袋みたいなものを頭からかぶって使用するっぽい。この “なんとなくわかる” は不安……よし、使っておくか。


スモークシャットアウトは、袋から取り出してフードを広げてから……


フードを上下に振って中にたくさんの空気を入れて頭からかぶり、そのまま空気が逃げないように両端を持つ。そして腰をかがめて避難する……ここまでが正しい使い方のようだ。


ちなみに、スーパーなどの熱に弱いペラペラの袋は、すぐに溶けて顔につくから危険。使用中に溶けて引火することもあるようなので絶対に真似しないこと。


・セットから揃えるのが楽

──といった感じで、防災アイテムを使いながら知識を身につけておけば、いざという時にも焦らないだろう。よしよし。これでもう全てのアイテムを「持ち出し袋」に入れてOKだ。

備えあれば憂いなし。防災用品選びに悩んでいる方は、カインズ等のホームセンター等でセットを購入しておくと良いかも。くり返すが、購入後にいったん使い方をチェックしておくこと。そしてスグ持ち出せるように準備しておこう。


執筆:砂子間正貫
Photo:RocketNews24.