約1ヶ月前に「大規模停電」を経験してから、災害時にも役立つアウトドア用品を探している。いざという時にだけ使うアイテムではなく、キャンプなどで使い慣れたアイテムを非常時にも使うイメージ。電気やガスが使えなくなった時に説明書を読むのは大変だからな。

そんなわけで今回購入したのは、ワークマンの人気商品『LEDコンパクトワークライト(499円)』だ。このワンコインLEDライト……なかなか良さそうだぞ。さっそく使ってみたので、機能等を詳しく紹介したい!

・ワークマンのLEDコンパクトワークライト

アウトドア感ただよう迷彩柄のパッケージが特徴的な『LEDコンパクトワークライト』。説明によると「コンパクトで持ち運びに便利! 夜間作業やアウトドア、緊急時、あらゆるシーンに」らしい。ま、名前のとおりってわけだ。


電気やガスが使えなくなった時、とにかくライトはいくらでも必要。いざ開封してみると、手のひらサイズで非常に軽い。タフでワイルドなのは見た目だけだろうか。軽すぎて少し不安になる。では、実際に使用しながら機能を確認していこう。


まず、乾電池式で「単4形乾電池が3本(別売り)」必要。アルカリ乾電池推奨とのこと。よし、さっそく電池をセットしてから……


重さを測ってみると……

120グラム。


ちなみに、コンパクトなサイズで知られている「iPhoneSE(第2世代)」が148グラムだ。かなり軽いことがわかるはず。防水機能はナシ。ワンコインだから仕方ない。ビジュアル的には「豪雨でも余裕」なんだけどな。ただ後述するが、室内ではかなり使えそうだぞ。


使用方法はシンプルで、上面のスイッチをオン・オフするだけ。キャンプはもちろん非常時においても、あれこれ悩むことはないだろう。


さあ「めっちゃ軽い」「使い方が簡単」ときて……さらに同商品最大の推しポイントとなるのは「かなり自由自在に設置できる」ってところ。たとえば、ちょっとでも引っ掛けられる場所があれば「回転式フック」を使って吊り下げることが可能だ。


でもって、底面にはマグネットが付いている。


回転式フックとマグネットがあれば、大抵の場所に設置できるのだ。


さらに脚部分はグイッと折り曲げられる(つまりライトの角度を変えられる)。キャンプならテントやタープに引っ掛けて使えるし、車中泊ならマグネットもきっと役立つだろう。


なお、連続点灯は約6時間。明るさは最大140ルーメン。室内なら手元や足元はもちろん、数メートル先もバッチリ確認可能。手元の作業が問題なくできるくらいの明るさだ。あまり眩しいと逆に作業がしにくい。


個人的に停電時に役立ったもの第1位に輝いた「ライト」は、スマホ以外で必ず準備しておいた方が良い。もし停電時に、ドラえもんがポケットからスマホを出したら「こいつ使えねえ」と思うのと一緒……かどうか分からないが、とにかくライトはあると心強いぞ。

ワークマンならワンコインで機能的。充電式ではないから、電池を用意しておけば緊急時にも焦ることなく使用できる。デザインもアウトドア感あってカッコイイ。気になった方は最寄りの店舗をチェックしてみてくれ。


執筆:砂子間正貫
Photo:RocketNews24.