ピーナッツ! 連休も明けたことだし、改めて頑張っていきまっしょい!! という気持ちをポッキーのようにポッキリ折ってくるのがデアゴスティーニなのだ。え、こんなにキレイに折れる? ってくらい見事に折れてしまい逆に感心するレベル。
連休前に作った第15号では、記憶から消えつつあった悪夢の内職が復活して発狂寸前まで追い込まれたワケだが、絶望感という意味では連休明け直後の今回の方が上だと思われる。気分が落ち気味の方は、以下の閲覧には十分注意していただきたい。さもないと、折れるぞ……!
・第16号の中身
さて、それではさっそく第16号を開封してみよう。最近のデアゴスティーニの傾向として、中身が壁パーツばかりであることを私は「壁ゴスティーニ」と呼んでよくネタにしているが、果たして今号の中身はいかに。さあ、パーツが出てきたぞ。
色鮮やかな地面!
色鮮やかな奥壁!
色鮮やかな左壁! 色鮮やかな右壁!!
・いい加減にしろ
結局壁ばっかりじゃねーか! 色鮮やかにしたって壁は壁だぞ!! いい加減にしろ! やはり今回も安定の壁ゴスティーニ節が炸裂してしまったかと嘆く私だったが、その次に出てきたスヌーピーフィギュアは素晴らしいの一言だった。
そう、ファンにはお馴染み「イースター・ビーグル」である。イースターに踊りながら卵を配るスヌーピーと、カゴの中に入った卵が見事に再現されているではないか。前回のフライング・エースに引き続き、やっぱデアゴスティーニはいい仕事すんなぁ~。
と思った、次の瞬間だった……。
ぎゃあああああああああ!
まさかの花シート登場である。
・またお前か
壁ゴスティーニがいよいよ炸裂したと思ったら、その直後に十八番(おはこ)のデアゴスティーニ内職を繰り出してくるとは無茶しやがる。しかもこの花シート、めちゃくちゃ花だらけだぞ。これ全部カットすんのかよ!
仕方なく各花の継ぎ目をカッターで切り離していく私。そういえば前回も思ったんだけど、これ、花のサイズがカッターといまいち合ってないな。もっと薄い刃にしないと切った跡が汚くなってしまう。早く何とかしないと。ていうかその前に……
いくらなんでも小さすぎんだろ……!
・安心と信頼のミクロ
何これ。消しゴムのカス? 普通に呼吸しただけでどこかに吹っ飛んでしまうがな。くしゃみなどした日には消滅してしまうのではないか。
デアゴスティーニによると、この花一つ一つをピンセットとボンドを使って地面パーツに貼り付けていくらしい。お前……サラッととんでもねぇこと言い出すな。さっきの花の画像見てないのかよ。ピンセットで掴むだけでも大変なんだぞ。
・苦行
しかし、それでもデアゴは止まらない。色や形、間隔がランダムになるようにバランスよく貼れと、さらに注文を増やしてくる始末だ。そこには「完成写真を見ながらフィギュアで隠れそうな部分は花を減らせ」という難度の高い要求も含まれている。
その後、手前側にも花を貼り……
第6号の床板に接着剤で奥壁を取り付け……
左右の壁もそれぞれ組み合わせる。
そこに先ほどの地面を組み合わせ、最後にスヌーピーを接着剤で固定したら……
完成である……!
・気分はもうポッキー
キツかった……。前号も相当ヤバかったが、今回は割と序盤で心が折れかけていた。一つ目の花をピンセットで掴んだ時にはすでに折れてたぞ。めっちゃ序盤やん! いや、さすがに2号連続でこの鬼作業は心がもちませんて。
ディフェンスに定評があると言えば陵南の池上だが(スラムダンクより)、心を折ることに定評があると言えば、それはやはりデアゴスティーニと言わざるを得ないだろう。どうか次号では花シートが登場しませんように。何卒よろしくお願い致します。ピーナッツ。
参考リンク:デアゴスティーニ
執筆:あひるねこ
Photo:RocketNews24.
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#週刊デアゴスヌーピー 第17号。連休明け早々こちらの心を折ってくるデアゴスティーニ。 #続きは記事で pic.twitter.com/TxvVfzc7Tv
— あひるねこ@ロケットニュース24 (@ahirunekoindie) May 6, 2021
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