
突然ではあるが、皆さんは「京都」と聞いて何を思い浮かべるだろうか。個人的には清水寺や金閣寺に舞妓さん、食べ物であれば「八ツ橋」が真っ先に出てくる。おそらく似たような人は多いはずだが、最近私の中の京都に新たな1ページが加わりつつある。ずばり餃子だ。
なぜなら当編集部に届くお取り寄せ餃子のリクエストが京都率高し。これまで餃子といったら宇都宮や宮崎、もしくは浜松あたりが有名との認識だったが、もはや京都が聖地と思えてくる勢いなのだ。もしかして京都の餃子がアツい!?
・リクエスト餃子
ということで今回は、京都の餃子をお取り寄せしてみることにした。数ある読者リクエストからチョイスしたのは「歩兵」。いろんなお店を教えてもらっているなかで、なんとほとんどの人が触れていた。
注文したのは「ぎょうざ」24個+「生姜ぎょうざ」24個セット。価格は税込3400円で送料が1155円だ。届いた実物は赤い箱で美しく梱包されていて目を見張るが、ここで驚いていちゃ身が持たない。なにせ開けたら開けたで……
餃子の上に白い紙が丁寧に敷いてあって、美学というか和というか、気遣いの心を感じるだけでなく……
中も中とて餃子がビシッーとキレイに並んでいて美しいのである。そしてさらに衝撃だったのが……
その小ささ! 私は福岡県出身だからミニチュア餃子に慣れているのだが、それでもこれはなかなか見ないサイズ。博多餃子といい勝負……というか、それより小さいような気がする。こんなに小さいのは初かも!
・小さいのには理由あり
ここまで小さくするからには何か理由があるに違いない。さっそくそれを探るべく食べていこう……としたら、付属の説明書にこのように書いてあった。
「小ぶりでシンプルな焼き餃子は舞妓さん、芸妓さんをはじめとする祇園の方々に可愛がっていただき……」
なるほど、なるほど〜!! 舞妓さんや芸妓さんは大口を開けて食べるワケにはいかないため、ひとまわり小さいサイズになっているのだ。小ささは京都ならではなんだな!
そう感心したところでお味を確かめるとしますか。
ノーマル餃子(にら&にんにく)、生姜をハーフ&ハーフで入れて
油を気持ち多めに入れてしっかり焼けば……
いっちょあがり〜!!
まずは編集長のGO羽鳥から食べることに。口に入れる前から「ちっちゃ! すんげぇちっちゃいよ!」と驚きを隠せない様子だが、一度食べたら手が止まらない。おっ、これは手応えあったな……と思いきや、一向に反応を示さなくなった。あれれ? どうしたんどす?
GO羽鳥「あっという間に消えていくから言葉があまり見つからないなぁ。どちらかといえば、自分が生姜好きだからノーマルより生姜入り餃子の方が好きなんだけど、ほんとすぐ消えちゃうから感想が難しい。
美味しいんだよ。美味しいんだけど小さすぎて、例えるなら何だろう……。皮が鉄棒だとしたら、そこに餡がぶら下がってるんだよね。それがスッと落ちて終わっちゃう感じ。分かるかな? とにかく一瞬なんだよね。
そういえば京都は団子も小さかったなァ。サイズからも舞妓さんや芸妓さんに愛されているのが分かるね。うまく言い表せないけど京都っぽい餃子だね」
う〜む、100日連続で餃子を食べ続けた男が的確な言葉を見つけられないなんて珍しい。これは私も心してかからねばなるまい。しっかり味わって食べてみると……
ふむむむ……
ヒジョーにムズい……。羽鳥の言う通り美味しいに変わりないのだが、小さいだけに味も一瞬で特筆すべきものがマジで見当たらない。何かにエッジを効かせることなく、とにかくシンプル。匂いも考慮してのことだろうか。
もしかしたらタレにつければ何か変化があるかも……とも思ったが、これといって大きな違いはないからこれまたコメントが難しい。出てくる感想としては皮が薄めながらパリッとしているくらいで、ただただ無駄なところを削ぎ落としている餃子のように感じた。
キレイにまとまりすぎているがゆえに難しく、あえてつかむとしたら品があって「女性向け」。ならばと、すぐさま編集部の女性陣に食べてもらったら「肉肉しさがなくてイイ」とのこと。そうか、肉肉しくないか……って、ハッ!!
肉肉しさがなくてイイ──これは気づけそうで気づけないポイントだ。数々の餃子を食べて餃子偏差値が爆上がりした身からすると、つい何かクセのあるところを探してしまう。しかし、実際はミニチュアゆえに野菜にも寄らず肉にも寄らず。
だからこそ何も言葉が見つからなかったのかもしれない。それに加え、肉肉しさがないところも改めて考えたら京都らしい。そこがそこはかとなく歴史と上品さを感じさせる理由もこれだろう。
軽い気持ちで京都から餃子を取り寄せたが、意外なところから新しい発見ができた。これだから餃子は面白いしやめられない。すでに始まっているかもしれない京都の餃子、これから要チェックや!
参考リンク:餃子歩兵
執筆:原田たかし
Photo:RocketNews24.
原田たかし














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