老若男女、多くの日本人に愛される焼肉。肉や野菜を焼いて食べる、ただそれだけのことなのに、これほど心がおどる食べ物はない。もはや国民食といっても過言ではない。

真の焼肉ファンなら、いついかなる時も、肉を身近に感じていたいという人も多いだろう。そんなあなたに、本物そっくりの焼肉アクセサリーを贈りたい。


・「肉食系に捧ぐ 肉リング」(税込200円)

株式会社バンダイから登場した「肉リング」。そのまんまのネーミングだが、Googleで検索したらトップに出てきたのは肉巻き料理のレシピだ。天下のGoogle様も、まさか指輪のことだとは思わないようだ。

全5種で価格は税込200円と、昨今のガチャガチャ界では低価格帯に属する。気軽に回して「たくさん集めて欲しい」というメーカーの思いが感じられる。

全5種類だが、野菜などのサイドメニューはまったくない。肉だけで5種類という、こだわりのラインナップである。

開封してみると、まず出てきたのはこちら!

一瞬「赤身ロース」かと思ったが、適度なサシがあるので「ハラミ」のようだ。いまにも鉄板に広げたい色ツヤである。

最後まで閉じきっていないオープンリングのため、男女兼用フリーサイズ。どの指にも着けられる。


続いて登場したのは「ベーコン」! 焼肉としてはちょっと異色だが、厚切りをステーキのように焼いて食べる旨さは筆舌に尽くしがたい。

ほかの肉と違い、端っこの「ちょっとカリカリして色が濃い部分」も完全再現! リアルである。


次いで出たー!! きれいなサシの入った「高級霜降和牛」


ハラミとの違いは、外縁部に入った脂肪! 筆者は和牛の脂っぽい感じが少々苦手で、むしろ輸入牛の赤身が好みなのだが、一般的には最高級品といえるだろう。この舌の上でとろけるような細かい脂肪が好きだという人も多いはず。

最後に和牛がだぶってしまったのだが、まったく問題ない。これらを装着すると……


指に肉がおどる! まるで生肉を巻いているようだ!! なんというファッションセンス!

焼肉を愛する心を存分に見せつけることができる。あるいは、どうツッコんだらいいものか、周囲の人を戸惑わせる結果になるだろう。

だぶった商品を二重、三重に着けるのもきっとオシャレだ。しばらくは気軽に外食とはいかないが、恋人や同僚をさりげなく「焼肉いかない?」と誘うのにも使えるだろう。

ほかにも、仕事中にアフターファイブを想像して自分を奮い立たせる、リングをみつめて過去の焼肉を思い出しながら白米を食べる、など使い方は無限大だ。メーカーでは「肉を喰らう日」、つまり焼肉店での装着をオススメしている。


今回入手できなかったのは「赤身ロース」と「国産豚バラ」。揃えたら焼肉屋のメニューみたいになること請け合いだ。ぜひたくさん集めて有効活用して欲しい。


参考リンク:ガシャポンワールド
執筆:冨樫さや
Photo:(C)BANDAI / RocketNews24.