1年でもっともケンタッキーが売れる時期と言われるクリスマス。当日ともなると老若男女問わず多くの人がお店に詰めかけ、外まで行列が連なっている光景を我々は幾度となく見てきた。しかし私(あひるねこ)はあえてこう言いたい。クリスマスにケンタッキーを食べるヤツは素人であると。
いや、もちろんケンタッキーは最高だし、私も最高に大好きだ。が、プロに言わせると(何のプロかは知らんが)、クリスマスに本当に食べるべきディナーは実はケンタッキーではないという。それは……ガストの「自家製ローストチキン」。そう、プロはクリスマスにガストの「自家製ローストチキン」を食うのである。
・ガストのローストチキン
ガストのテイクアウト&デリバリー限定メニュー「自家製ローストチキン」について、これまで何となく存在を知っているだけで実際に注文したことはなかったのだが、プロが言うので(何のプロかは知らんが)今回初めて頼んでみることにした。
価格は税抜980円とローストチキンにしてはかなりお手頃だ(デリバリーだと税込1300円)。というより、こんなに安くて大丈夫なんだろうか? これでめっちゃショボかったらどうすんねん、プロ! ところがフタを開けてみると……。
思った以上にガチ!
・本格チキン
中にはこんがりと焼けた1羽まるごとの本気ローストチキンがドカンと鎮座していたのである。ク、クリスマス……! なんというメリクリオーラだ。早くも我が家にクリスマスがやって来てしまったではないか。竹内まりやいらず!!
一般的なローストチキンと比べるとやや小ぶりながら、それでも税抜980円という値段は破格中の破格だろう。一緒に切り分け方が書かれた用紙が入っているので、それを見ながらカットしていくことにする。
まずチキンの足に結ばれたヒモを切って……
モモ肉の付け根にナイフを入れ、外側に開いて切り離す。
中央に骨があるので、その片側の骨に沿ってナイフを入れる……とのことだが、このあたりでそろそろ手順通りにはいかなくなるため、あとは適当にバラして……
適当に並べればOK。
容器に入っている肉汁はカットしたチキンにかけるので捨てないように。勢いで最初に上からかけてしまうと、カットする時めっちゃ後悔するから気を付けよう(経験済み)。
細かくカットしてサラダにのっけるも良し、モモ肉にガブリとかじりつくも良し。和風ベースの超シンプルな味付けだが、柔らかく食べ応えもあるので満足度はめちゃくちゃ高いと思うぞ。何度も言うが、これで税抜980円は超コスパすぎる! 倍は取ってもおかしくないクオリティーだ。
・真の王
ケンタッキーもモスチキンも大好きだしウマいけど、やはりクリスマスにはフライドチキンよりも焼き目のついたローストチキンがよく似合う。何より場が華やぐので、クリスマスディナーにはピッタリではないか。最後まで何のプロなのかはよく分からんかったけど、言っていることは正しかったようだ。
参考リンク:ガスト
Report:あひるねこ
Photo:RocketNews24.
▼こちらは『自家製ローストチキンコンボ(税抜1880円)』。
▼ローストチキンに『マヨコーンピザ(直径約24cm)』と、
▼『いろいろ野菜のミックスサラダ(L)』がセットになるぞ。