「無印良品」といえば、家具や衣料品、雑貨、食品などを開発販売するブランドだ。当サイトでもこれまでに食品を中心に数々の商品を紹介している。しかし飲食部門「Cafe & Meal MUJI」も見過ごすことができない。

とくに甘いモノ好きの私(佐藤)としては、これを紹介しない訳にはいかないんだよ! それは無印のプリンだよッ!! プリン好きならぜひとも食べてみるべき、侮りがたい一品なのだ!

・ひそかに人気「Cafe & Meal MUJI」

「Cafe & Meal MUJI」および「CAFE MUJI」は、東京・大阪を中心に全国に30店舗を展開している。身体にやさしく食べておいしいメニューを提供していることから、女性を中心に支持されている。好きな総菜をチョイスする「選べるデリセット」(3品税込900円、4品1000円)が人気だ。


スイーツも忘れてはいけない。1番人気は「本和香(ほんわか)糖」を使った焼きプリンである。価格は税込400円で、ドリンクセットは+税込200円。安さも人気の理由の1つなのではないだろうか。ちなみに本和香糖とは沖縄産原料(さとうきび)糖のみを使った、ブランド糖である。


・本和香糖を使用

ここはセルフサービスのお店。ショーケースのカウンターで食べたいものを注文して会計を行い、席まで自分で料理を運ぶ。注文したのはもちろん、本和香糖の焼きプリン + アイスコーヒーのドリンクセットだ。


色はほんのり褐色を帯びている。さとうきびが原材料の砂糖を使っているので、その色が生地にもあらわれている。「ほんわか」という言葉をそのまま形にしたような、癒される見た目だ。


いわゆる固めのプリンで、スプーンですくうと押し返すような力強さがある。弾力と張りを感じる。


口に入れると感触はまろやかだ。角のない丸い甘さと、カラメルソールのかすかな苦み。そして余韻を感じさせるコクがある。


無印良品には「人にやさしい」というイメージがあるが、そのイメージ通りの柔らかく優しい味わい。張りつめた日常の緊張が少し緩む、そんな気持ちにさせてくれる昔馴染みの味だった。それを400円で味わえるのは、ちょっとうれしい。無印に飲食店のイメージはあまりないが、いまだその味を知らない方は1度お試しあれ。飲食部門も悪くないと思えるはずだ。


・今回訪問した店舗の情報

店名 Cafe & Meal MUJI 丸井吉祥寺
住所 東京都武蔵野市吉祥寺南町1-7-1 丸井吉祥寺店7F
時間 10:30~20:00
定休日 なし(施設に準ずる)

参照元:和田製糖株式会社Cafe & Meal MUJI
Report:佐藤英典
Photo:Rocketnews24