ドSなのか馬鹿なのかはわからないが、最近の天気の神様は明らかに様子がおかしい。梅雨入りはいいとして、本日2020年6月15日は東京の最高気温がいきなり33℃って……。ちょっとー! また6月ですよーーー!! 本気出すの早すぎませんかーーーーッ!!

だがしかし、奇しくも同日6月15日、暑い夏を乗り切る救世主になる……かもしれない、キンキンに冷たい新メニューが発売となった。それが東京豚骨拉麺「ばんから」の『かき氷冷やし味噌』である。おい、かき氷冷やし味噌……お前は灼熱をどうにかできるのか? 俺たちを救ってくれるのか?

・人気ラーメン店、ばんから

都内を中心に20店舗以上を展開する人気ラーメンチェーン店、ばんから。屋号は「東京豚骨」と「旭川味噌」があるもののどちらも同じ系列で、今回『かき氷冷やし味噌』を発売開始したのは「東京豚骨」の方である。価格は税込み880円だ(店舗によって販売金額が異なる場合アリ)。

今回足を運んだのは東京豚骨拉麺「ばんから」新宿歌舞伎町店。入口ではアルコール消毒、カウンター席にはアクリル板、さらに1席ずつ空けての着席と、新型コロナウィルス対策に抜かりは無い。特にハラハラすることなく、最後まで集中して『かき氷冷やし味噌』を食べ切ることが出来た。

・スープがかき氷になっている

さて、その『かき氷冷やし味噌』を簡単に説明すると「スープがかき氷になっている味噌ラーメン」ということになる。麺と具はあくまで通常の味噌ラーメンであり、スープだけがかき氷状態。もちろん、かき氷以外にスープは入っていない。

大胆にもスープをかき氷にしてしまうとは、まさに「ミスター味っ子」そのものではないか。かつて陽一くんがうどんの出汁をかき氷にしたことがあったが、まさか現実世界で、しかも人気ラーメン店でかき氷スープが登場するとは。さあ来い、かき氷冷やし味噌。俺がしっかり味わってやる。

やってきた『かき氷冷やし味噌』はうずたかくかき氷が盛られており、ビジュアル的には正直「わ~☆ 美味しそうだなぁ~」と思えない。むしろかき氷が味噌スープだと知っているので「本当に大丈夫スカ?」と不安になる。それくらいかき氷がテンコ盛りだ。

試しにかき氷をそのまま食べてみると、うむ……ウマくはない。なぜならレンゲ1口分のかき氷はなかなか塩分が高く、単純にしょっぱいからだ。いくら暑くてもお腹がペコペコでも「かき氷冷やし味噌はよく混ぜてから食べる」これが鉄則である。

・強みと弱点

改めて『かき氷冷やし味噌』をよく混ぜてから食べてみると……あら不思議、ちょうどいい濃さになっているではないか。徐々にかき氷が溶けて液体になっていくものの、冷たさに関しては最後までキンキンを保っていた。温度だけならば完全にオーバー・ザ・冷やし中華である。

そして最後まで食べてみて『かき氷冷やし味噌』には長所と弱点があることに気付いた。まず長所はスープがキンキンなので、麺もキュキュっとシコシコ食感を最後までキープしているところ。麺が伸びるのが嫌いな方や、硬めの麺が好きな方には、たまらない麺のコンディションといえよう。

逆に弱点は、最後までキンキンすぎて終盤はやや頭が痛くなってくるところだ。仮に100人が『かき氷冷やし味噌』を食べとしたら、味うんぬんよりも「頭が痛くなった」という意見が多いのではなかろうか? ぜひ、ばんからには『かき氷冷やし味噌』のお供で熱いお茶を提供して欲しい。

とはいえ『かき氷冷やし味噌』は当初の期待通り、ギンギンに暑い日に食べたい1杯であったことは確かだ。「冷えてチャーシューの脂が固まってしまう問題」などもあるが、第1弾としては悪くないのではなかろうか? 10年後、夏の定番が冷やし中華からかき氷ラーメンになっている……のかもしれない。

参考リンク:ばんから公式サイト
Report:P.K.サンジュン
Photo:RocketNews24.

▼かき氷ラーメンの歴史が始まった……のかもしれない。