酒が進みますな~『干しほたるいか』は。お酒好きならご存じでしょう、この商品。──えっ、知らない? 何やってんだアンタ。人生損しているぞ! 今すぐ100円ローソンへ走れ! もう、靴とか履かなくていいから!! いや財布はさすがに持て、この慌てんぼう!!

あ、ちょい待ち。もとい……100円ローソンへ行くのも良いが、「今夜は意識が飛ぶまでしっぽり飲みたい」という方なら ドン・キホーテへ行くのもアリだと思います。

まず『干しほたるいか』とは、ローソンストア100(以下、100円ローソン)限定で販売されている おつまみだ。しかも店舗によっては置いてなかったりするので、ちょっとしたレア商品と言ってもいい。見つけたあなたはそれだけで少しラッキー!

銀色に輝くパッケージには、こんなうたい文句が印字されている。

「日本海産のほたるいかを能登伝統の魚醤油にて味付けをし、干し上げました。」

で、封を開けると「干しほたるいか」が7g分。数にして5匹ほど入っている。これをパクっと口に放り込んで噛みしめると……

うンめぇぇぇぇーー!!!!

というか 酒を飲まずにいられないほどの魔力 を感じる!!

この商品、「ほたるいか」を1匹まるごと干し上げているため「ワタ(内臓)」も入っているのがポイントだ。このワタのほろ苦さと、イカの旨味、そして醤油の風味が見事に調和して、ウマいのなんのって! 酒が進む、進む~!


 

・ライターで炙ればワンランクUP

と、このまま食べてもおいしいのだが、この「干しほたるいか」をネクストステージに引き上げたいなら、ライターのご用意を。イカの足を持って「ワタ」のあたりを軽く炙ると……

なんか違法っぽいことをしている気分になるな……

こうして火で炙って加熱することによって、イカの身とワタがやわらかく香ばしくなり、おいしさも倍増! この味……まさに犯罪的……!! マジで100円!? マジで合法!? と、驚くこと間違いないだろう。

珍味系の味なので やはり日本酒と合わせたいところだが、ビールやストロング系のお酒ともバッチリ合うぞ!

・ドンキには「増量版」がある

コスパ最強な “マイベストつまみ” に君臨している この『干しほたるいか』だが、前述の通り「100円ローソンでしか買えない」のと「中身がちょっと少ない」のがウィークポイント。

まぁ安いし、100円ローソンへ寄ったときに大量に買えばいっか……。そう割り切っていたのだが、ある日。激安ジャングルこと「ドン・キホーテ」へ行ってみると──

うぉぉぉぉーーーい!!??

なんか、どっかで見たことのある感じのパッケージィィ!!??

100円ローソンのものと比べると1回りデカく、価格も3倍ほど(税抜き298円)するが……似ている。非常~~に、似ている。しかも銀色に輝くパッケージに書いてあったのは……!

「日本海産のほたるいかを能登伝統の魚醤油にて味付けをし、仕上げました。」

ローソン → 「……干し上げました」
ドンキホーテ → 「……仕上げました」

なんか語尾が微妙に違う~~!!

でも「コピペ」レベルで一緒~~~!! 

なにこれ~~!!??

裏面を見たら販売会社が同じ「谷貝(やがい)食品」……!!!!

き、決まりだッ! 『干しほたるいか』の兄貴分、発見!!!!

中身を確認すると当然、兄貴分の方が大漁……いや、大量大量~!! お値段は3倍だが、内容量は100円ローソンが「7g」なのに対しドンキは「23g」と3倍以上で、少しだけお得。ヒュー!! こんだけあれば、一晩中 飲めるぜ。

・あなたはどっちでキメる?

某人気漫画に登場したことからご存じの方も多いであろう『干しほたるいか』。しかし、増量版が「ドンキ」で手に入ることまでは知らなかった、という人も多いのでは? 

消費者にとって選択肢に幅があるのは実に嬉しいことだ。ちょい飲みしたいときは「100円ローソン」、がっつり飲みたいときは「ドンキ」の『干しほたるいか』でキメよう。私はこれから両店舗をハシゴしようと思うので、きょうはこのへんで失礼。

Report:ショーン
Photo:RocketNews24.