人間誰でも最後には死ぬわけで、そうなると葬儀を執り行う必要が出てくる。経験がないため費用の相場がどれくらいなのか調べてみたところ、全国平均で200万円弱というデータが出てきた(あくまで目安)。マジかよ、高ぇな葬式……。
私(あひるねこ)を含めそんなに払えるか不安な人も多いと思うが、どうか安心していただきたい。なんと『DIY葬(自葬)プラン』なる激安セットを発売する葬儀社が現れたのだ。思わず東急ハンズが脳裏をよぎったが、時代は葬式も “Do It Yourself” らしい。
・自分の手で葬式を
長野県の葬儀社「つばさ公益社」が2019年12月12日より提供開始する『DIY葬プラン』は、木棺・骨壷セット・DIY葬の手引書がセットで税抜2万5800円となっている。安~~~いのかどうかもよく分からんので、もう少し詳しく見ていこう。
そもそも「DIY葬」とは「DIY」と「葬式」を組み合わせた造語のことで、自分の手で行う葬式(自葬)を指す。近年徐々に広がりを見せ始め、今では葬儀全体の2~3%ほどを占めるという。この場合、葬儀業者は使わずに自宅や寺院、教会、公営斎場といったセレモニーホール以外の場所で葬式を行うことになる。
・コスパ最高
先述の『DIY葬プラン』は税抜2万5800円だが、つばさ公益社によると、エリアによってはなんと実費3万円程度で葬儀をあげることが可能らしいぞ。一般的な相場が100万だ200万だと言われていることを考えれば、まさに破格の安さではないか。
商品は自社の通販サイト、そしてAmazon(!)を通じて販売されるようだ。試しにのぞいてみたところ、「棺はワンタッチ組立式となります」という記載があってちょっと笑ってしまった。ニトリかよ。ちなみに配送先が東京の場合、送料は税込8800円とのことである。
・今後どうなる?
つばさ公益社は『DIY葬プラン』について、「生活保護葬や福祉葬のケースを含め、幅広い方に利用してもらえる」としている。中には葬式を安く済ますことに抵抗を覚える人もいるかもしれないが、時代を考えればこの先「DIY葬」が主流になっていく可能性は十分にあり得る。選択肢の一つとして覚えておいてもいいだろう。
参照元:つばさ公益社
執筆:あひるねこ
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