コンビニの「シュークリーム」は、200円、300円台のスイーツが当たり前となるなか、お値段100円台をキープする有能なヤツだ。
まさにコンビニスイーツ界の優等生なのだが、そのなかで最も優秀なのはどのコンビニのものなのだろう? そこでローソン、ファミマ、セブンのシュークリームを一堂に集めて「価格×量」のコスパを忖度なしに比較! 一番お買い得なシュークリームはど~れだ?
・明らかに大きいローソンのシュークリーム
さて今回、そろえたのは3社のプライベートブランドで展開する「ダブルシュークリーム」。シュー皮のなかにホイップとカスタードが入ったアイツである。
並べてみると、明らかにローソンのものが大きい。
おおよその直径もローソンが9.5cmなのに対し、セブンは8.3cm、ファミマは8.8cmである。3つの高さはそう変わらないので、純粋にローソンのものが大きいようだ。シュークリームのコスパ王はローソンか?
・ローソンの場合「大きなツインシュー」
価格:111円(税抜、以下同じ)
重さ:105g
カロリー:361kcal / 1個あたり
・ファミマの場合「たっぷりクリームのダブルシュー」
価格:135円
重さ:104g
カロリー:296kcal / 1個あたり
・セブンの場合「カスタード&ホイップのダブルシュー」
価格:140円
重さ:105g
カロリー:306kcal / 1個あたり
圧倒的にローソンーッッ!!
……って、え? よく見るとえっ!?
ローソンのシュークリームが「一番安くて一番量がある」のは確かなのだが、あんなに大きく見えたのに重さは “最も小さく見えた” セブンのものと同じなん?? これはちょっと意外な結果だ。
試しに割ってみると、セブンのものは皮も厚く、クリームが比較的詰まっているのに対し、ローソンは皮が薄く中もエアリー構造であることがわかった。ローソンのシュークリームが30円ほど安いため、コスパ良しとなったが、まさか重さがピッタリ同じとは思わなかったよ! 見た目と持った感じって案外信用できないものだな……。
・味に各社の特徴が出る
ちなみに、味はローソンが最も甘く「昔ながらのシュークリーム」という感じ。セブンは最もサッパリとした味わいで、ファミマはその中間といったところだ。セブンの「素材の味を大切」傾向はここにも出ていた。
・コンビニスイーツ界のコスパ王
参考までに、ローソンの爆売れシュークリーム『ホボクリム(185円)』と比較してみたところ……ホボクリムの重さは86gであり1グラムあたりのお値段は2.15円。
対する「大きなツインシュー」は1グラムあたり1.05円! 「大きなツインシュー」は3社での比較のみならず、ローソンのなかコスパいいスイーツと言えるだろう。
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Report:沢井メグ
Photo:Rocketnews24.