感動をありがとう! およそ1カ月に渡って行われたラグビーW杯は、ご存じの通り南アフリカの優勝で幕を閉じた。今思えば開幕前に心配された盛り上がり不足もウソのよう。今年イチのテレビ視聴率を記録するわ、これまで関心のなかった人も興味を持つわで、日本全体が1つになった大会であった。

初の決勝トーナメント進出で歴史を塗り替え、4年後の大会へ新たな一歩を踏み出した日本ラグビー。おそらく今大会がキッカケで、ラグビーを始めようと思った子どもたちも多いことだろう。分かる……それも分かる! それほど日本代表の戦う姿はカッコよかった!!

・田中史朗選手も驚く反響

大会の反響はいたるところで報じられているが、日本代表の田中史朗選手も驚きを隠せていない1人だ。先日のスペシャルトークショーで「サッカーや野球をやっていた子どもたちが、ラグビーに関心を持つようになって嬉しい」と語っていた。

ただ、やってみたいと思う一方で「どうやってラグビーを始めたらいいの?」という親子はいるだろう。なにせ、ラグビーはまだまだプレイできる環境が少ないのが現状で、人気スポーツほどすぐに始められるとは言い難い。

うちの近くにあるの? 何歳くらいからできるの? ──そのような疑問もあるに違いないが……

・ラグナビで検索ぅ、検索ぅ!

実を言うと、カンタンに探すことができる。距離こそ遠い可能性がなくはないものの、ラグビーを始める環境は全国各地にあるのだ。そしてそれは(公財)日本ラグビーフットボール協会が運営している「ラグナビ」というサイトを見れば一目瞭然!

同サイトには各地のスクール情報が掲載されており、どこで練習しているか、そのほかHPのリンクなども貼られている。んで、探し方も超がつくほどカンタン!

キーワード、住んでいるエリア、対象年齢から絞り込んでいき、自分に合うスクールが見つかる仕組みだ。ちなみに主に中学生までがメインではあるが、対象年齢は幼児から一般、何なら女子のカテゴリーまで存在するぞ。体験会などもやっているので、参加してみるといいかも!

・ラグビーはいいよ!

子どもにラグビーをさせるにあたり、もしかしたら怪我を心配する親御さんもいるかもしれない。しかし、子どもたちは代表選手たちみたいなボディーコンタクトはしない(できない)から深く考えずに背中を押してあげて欲しい。

それより何よりラグビーをやっていれば仲間との絆も深まるし、練習が辛くてもきっと多くのことを学べる。今大会でラグビーに興味を持った子どもたち、4年後のW杯でさらに感動するためにもラグビーやろうぜ!

参照元:ラグナビ
執筆:原田たかし
Photo:RocketNews24.