紙に書かれた文字をテキストに起こすのは面倒な作業だ。短い文章ならそれほど苦ではないのだが、100文字を超える文字量、さらには1000文字、2000文字ともなると手間がかかるだけでなく、打ち間違いをする可能性も高い。面倒くせ~! なんとかしてくれ~!!

という方に、素晴らしいサービスを紹介したい。長崎県の地域商社がAIを使ったLINEのアプリケーションを開発。アカウントを追加して画像をこのアカウントに送信すると、なんと3秒で文字起こしをしてくれるのである! 面倒な作業が捗る! 超捗る!!

・使い方

開発したのは、「株式会社西海クリエイティブカンパニー」という会社だ。人口減少に伴う作業負担を軽減するために、AI技術を駆使して、簡単に文字お越しできる『文字起こし ばりぐっどくん』を作ったのである。

利用方法は超カンタン! LINE上で、ばりぐっどくんのアカウントを友達登録し、あとは画像を送信するだけだ。

友達登録が完了すると、自動でメッセージが届く。この後に画像を送信してみよう。


・本当に3秒?

試しに、過去に執筆した記事の文字量の多い部分をキャプチャして、ばりぐっどくんに送信。3秒で文字起こしできるのか?


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マジで返信、キターーーッ!!!!


返信に要する時間は、アプリに画像が送信されてから3秒とのこと。体感的には、4~5秒かかっている感じがあるが、それでも早い! 早すぎる!! これはマジで使える。


・絵文字、顔文字は?

参考までに、どこまでテキスト化できるのかを確かめるために、おじさん文章ジェネレーターで生成した、ウザい文章を送ってみた。


すると、顔文字を起こすことはできたが、絵文字まではテキスト化できないことがわかった。


ついでに当サイトの書籍の表紙の画像を送信してみると……。


文字の並びが複雑だったためか、文字をうまく読み取れなかったようだ。


いずれにしても、業務によっては作業効率を飛躍的に高めることは間違いない。できれば、将来的に手書きの文字を正確に読み取れることに期待したい。さらに開発が進むことを願う!

参照元:PR TIMES
Report:佐藤英典
Screenshot:iOS「LINE」